前田健太の好投も虚しく…ドジャース、運命の地区S第5戦でリュ・ヒョンジン緊急登板も?

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10月8日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地ナショナルズ・パークで行われたワシントン・ナショナルズとのディビジョンシリーズ第4戦で1-6と敗れた。

シリーズ戦績は2勝2敗となり、試合後ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「リュ・ヒョンジンは第5戦に必要な投手だ」と明かした。

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リュ・ヒョンジンは10月7日の第3戦で先発登板すると、5イニングを投げ4被安打、2失点で勝利投手となった。投球数を74球に抑えられたこともあり、2日間の休みを挟み、数イニング程度なら第5戦でも投げることができる。

しかし長距離移動や時差に加えて、先発復帰のためのルーティンを考慮すれば、あまり良い選択とはいえない。

エースのクレイトン・カーショウもブルペンで待機しているものの、秋になると突如不振に陥ることが多いという点を考慮すれば、頼もしい存在とはいえないだろう。

それでもデーブ監督は、「リュ・ヒョンジンはカーショウやケンリー・ジャンセン、ジョー・ケリー、アダム・コラレックらとともにブルペンに登板するだろう」と宣言した。

リュ・ヒョンジン

10月10日にドジャー・スタジアムで行われる第5戦では、ウォーカー・ビューラーが先発で登板する。一方のナショナルズはエースのスティーブン・ストラスバーグが先発するため、一進一退の接戦が予想される。

デーブ監督は「ビューラーとストラスバーグは2人ともリーグ最高の投手だ。だが、私たちはストラスバーグについてよく理解しており、ホームの利点もある。必ず勝利を得たい」と意気込みを語った。

また、「カーショウを第5戦で投入することで、チャンピオンシップシリーズ進出により近づくと考えていた」と、勝負が第5戦まで続くことを最初から予想していたかのような発言もしている。

リュ・ヒョンジンを登板させず、ドジャース打線の火力で相手を制圧するのが最善のシナリオといえるだろう。

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