ザルツブルクの“日韓デュオ”が爆発した。ファン・ヒチャンと南野拓実が終始一貫してリバプールに脅威を与えた。
ザルツブルクは10月3日(日本時間)、英アンフィールドで行われたリバプールとの2019-2020欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグE組・第2戦で3-4の惜敗を喫したしたが、2人の活躍が目立った試合でもあった。
ザルツブルクは序盤、リバプールに主導権を奪われた。ボール占有率が30%台と停滞し、攻撃チャンスを掴めず、リバプールに3点のリードを奪われた。
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だが、ザルツブルクには南野とファン・ヒチャンがいた。
右サイドで先発出場した南野は前半30分を過ぎたあたりからホジションを中央に移動し、安定的なボールキープとパスでザルツブルクの中央をリードした。
前線に位置したファン・ヒチャンは、持ち味である直線的な動きでリバプール守備陣を苦しめた。0-3でリードされた前半39分にはリバプールのDFファン・ダイクを交わして、右足シュートを放ちゴールネットを揺らした。チャンピオンズリーグ2試合連続ゴールだった。
前半を1-3で終えたザルツブルクの2番目のゴールは、ファン・ヒチャンと南野の完璧な呼吸によって作られた。
後半11分、左サイドからボールを取ったファン・ヒチャンは逆サイドを一度確認した後、長いクロスを上げ、これをゴール前で待っていた南野が正確な右足ボレーシュートでゴールに押し込んだ。
ファン・ヒチャンと南野は共に喜びを分かち合い、リバプールのクロップ監督は苦笑するしかなかった。
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