女子バレー韓国代表が9月27日午前11時、日本で開催されている2019国際バレーボール連盟(FIVB)女子バレーW杯でケニアと対戦し、セットスコア3-0(25-15、25-16、25-21)の完勝を収めた。
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この日まで8試合を行い、4勝4敗を記録した韓国は、ケニア戦の勝利で大会5勝目をあげた。
ケニア(世界ランキング20位)と対戦した韓国(同9位)は、試合前から格が一段上という評価を受けた。通算対戦成績も6戦6勝の全勝で、今回の大会でケニアは8戦全敗の最下位だ。特別なアクシデントがない限り、韓国が無難に勝利するとの見方が大半だった。
韓国は同試合で“エース”キム・ヨンギョンをベンチに温存。またイ・ジェヨン、キム・ヒジンら主力選手は、主要なポイントでのみ投入し、ベンチメンバーが中心になって試合をリードした。
この日、韓国の最多得点者はハ・ヘジン(9点)。その他パク・ウンジン(5点)、イ・ソヨン(4点)、キム・スジ、カン・ソヒ(以上4点)など、均等に攻撃に加担して経験を積んだ。
全体的な試合内容は、韓国がケニアを圧倒した。
第1セットはパク・チョンアが先発出場して5点をあげて攻撃を導き、イ・ジェヨン、ヨム・ヘソン、キム・ヒジンがサービスエースを記録した。相手のミスも続き、スコアは21-9まで開いた。韓国はしばらくコートを踏んでいなかったハ・ヘジンを投入する余裕を見せた。
第2セットも同じだった。キム・スジとイ・ソヨンを投入した第2セットは、最初からヨム・ヘソンのサービスエースが決まった。ヨム・ヘソンはセッターとして試合を安定的にリードし、ハ・ヘジンやパク・ウンジンが連続得点をあげながら、一度もリードを許さなかった。
しかし第3セットでは、韓国の集中力が落ちた。
韓国は主力セッターであるイ・ダヨンを投入して雰囲気を変えようとし、13-13の同点まで追い上げた。その後も二転三転すると、主砲キム・ヒジンを投入。相手のスペースを狙う絶妙な攻撃で20-20とし、最終的には25-21で完勝した。
韓国は明日9月28日11時、同じくエディオンアリーナ大阪で“強豪”ブラジル(世界ランキング4位)と対戦する。セルビア、ケニアに続いて大会3連勝なるか、注目したい。
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