“日本離れ”が加速する韓国プロ野球…「日本でキャンプしない」まずはSKが発表

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韓国プロ野球のSKワイバーンズが、11月の秋季キャンプ地を日本の鹿児島からオーストラリア・キャンベラに、来年2月の春季キャンプ地を沖縄から米アリゾナ州ツーソンに変更した。

SK関係者は9月27日、「韓日関係の葛藤による世論を考慮して、日本ではなくオーストラリアやアメリカでキャンプすることを決定した」と伝えた。

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SKはポストシーズンの日程が終わる11月4日、もしくは5日に出国し、30日までオーストラリア・キャンベラにあるナラバンダ・ボールパークで秋季キャンプを行う。この球場は、オーストラリアのプロリーグ球団キャンベラ・キャバルリーのホーム球場で、野球場2面と屋内練習場を備えている。

現地11月の最低気温は9度、最高気温は24度で環境は悪くない。秋季キャンプには約40人が参加する。

春季キャンプのスケジュールも決定した。

第1次の春季キャンプは従来通り、米フロリダ州ベロビーチのヒストリック・ドジャータウンで行う。そして第2次は、例年の沖縄ではなく、米アリゾナ州ツーソンのキーノー・スポーツ・コンプレックスに変えた。2次キャンプは2月25日から3月8日まで行われる。

SKワイバーンズ

SK関係者は「キャンプ地の変更に先立って、これまで使ってきた日本のキャンプ地を訪問し、了解を求めた」と伝えた。

昨年は海外キャンプを行った8球団が、すべて日本で秋季キャンプを行った。

SKをはじめ、斗山ベアーズ、サムスン・ライオンズ、KIAタイガース、KTウィズ、ロッテ・ジャイアンツ、LGツインズ、ハンファ・イーグルスが沖縄、宮崎などで秋季キャンプを行った。つまり国内キャンプを行ったNCダイノスとキウム・ヒーローズ以外、全球団が日本をキャンプ地に選んでいたわけだ。

しかし今年は日韓関係が悪化し、韓国プロ球団も訪日を敬遠している。去る9月18日にはKBO側が、今年は全球団が秋季キャンプを日本で行わないと伝えていた。

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