クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の“欠場騒動”を捜査中の韓国警察が、ユベントスとチームKリーグの試合を主催したTHE FESTA社の代表を召還調査した。
ソウル水西(スソ)警察署は9月20日、9月19日午後にTHE FESTA社のロビン・チャン代表を呼び、8時間の調査を行ったことを明らかにした。
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警察は参考人の陳述と押収物の分析結果をもとに、試合誘致の過程などについて尋問したという。
問題となったのは、去る7月26日に行われたユベントスとチームKリーグの親善試合だ。
同日、ロナウドはその親善試合に少なくとも45分以上出場すると約束して来韓したが、試合に出場せず、サッカーファンの怒りを買った。ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は試合後、ロナウドが筋肉に問題が生じたため、試合前日に欠場を決めたと理由を説明した。
ロナウドのプレーを楽しみにしていたファンは怒りを爆発させ、“ロナウド欠場騒動”が巻き起こった。
そして検察出身の弁護士が、試合を総括したTHE FESTA社とユベントス、ロナウドを詐欺の疑いでソウル地方警察庁サイバー捜査隊に告発した。
同弁護士は告発状を提出し、「主催側と所属チームはロナウドが試合に出場する意思や能力がないことを知っていた可能性が高い」と主張したという。
警察は8月初め、ソウル江南(カンナム)区にあるTHE FESTA社のオフィスなど、3カ所の家宅捜索を行いながら、本格的な捜査を開始した。
警察はロビン・チャン代表を再び召喚調査することを検討している。
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