「第3戦でもベストを尽くす」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦カナダ大会で、男子シングル銅メダルを獲得したチャ・ジュンファン。
GPでのメダル獲得は、キム・ヨナに続き、韓国選手としては2人目。チャ・ジュンファンは、今シーズン上昇気流に乗っていることを肯定的に評価し、次の第3戦フィンランド大会でも良い成績を出すと語った。
チャ・ジュンファンは10月28日、カナダで行われたGP第2戦の男子シングル・フリースケーティング(FS)で、技術点86.49、演技構成点80.42、減点1の165.91点を記録。前日のショートプログラム(SP)で88.86点を獲得したチャ・ジュンファンは、合計254.77点となり、日本の宇野昌磨(277.25点)、カナダのキーガン・メッシング(265.17点)に次いで3位に入った。
今年9月のオータムクラシックで記録した自己最高得点(SP90.56点、FS169.22点、合計259.78点)は更新できなかったが、09年11月のキム・ヨナ以来、9年ぶりに韓国フィギュアにGPのメダルをもたらした。韓国男子選手としては史上初めてのメダルだ。
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今年2月の平昌冬季五輪で15位となり、韓国男子フィギュアに希望を示したチャ・ジュンファンは今季、さらにアップグレードした演技で、上位ランクに入っている。GPより格下であるチャレンジャーシリーズのオータムクラシックとフィンランディア杯で銀メダルを獲得し、GPでも3位入賞する快挙を成し遂げた。
チャ・ジュンファンは11月月2~4日、休む暇もなくフィンランドで行われるGP第3戦に出場する。
チャ・ジュンファンは、マネジメント会社のBRAVO & Newを通じ、「2つの国際大会に続き、良い流れで今季初のGPを終えることができてうれしい。第3戦でも、準備したプログラムをベストを尽くして見せられるように準備したい」と話した。
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