生涯初の代表抜擢を叶えた蔚山現代のMFイ・ドンギョンが「ソン・フンミン選手が見たい」と、プレミアリーグのビッグスターとの出場を期待した。
サッカー韓国代表を率いるパウロ・ベント監督は8月26日、9月のAマッチに招集する26人を発表し、オリンピック代表(U-22)出身のイ・ドンギョンを大抜擢した。
【関連】W杯予選に臨む韓国代表メンバー発表…18歳の期待の星や長身FWも
ベント監督は「技術力があり、能力があると思う」とし、「サイドと中央の両方の活躍が可能な人材であり、狭いスペースで早く判断して解決する能力に優れている」と、イ・ドンギョンへの賞賛を惜しまなかった。
これに対してイ・ドンギョンはクラブを通じて、「サッカーを始めたときから夢見てきたことが成し遂げられて、うれしい。これからが第一歩だと思う」と語った。
イ・ドンギョンは1997年9月20日生まれ。身長175cm、体重68kg。蔚山現代傘下の現代中学校と現代高等学校を経て、弘益(ホンイク)大学校に進学。2018年に同大学を中退して、蔚山現代に入団した。
2018年7月にプロデビューを果たし、同月Kリーグ2のFC安養にレンタル移籍。2019年から再び蔚山現代でプレーし、5月18日にはKリーグ初ゴールを記録した。
また2019年3月に行われたAFC U-23選手権の予選3試合にすべて出場し、6ゴールを記録するなど、将来性を期待されている選手だ。
◇
―韓国代表に抜擢された感想は?
とても光栄だ。サッカーを始めたときから夢見てきたことが成し遂げられて、うれしい。これからが第一歩だと思う。蔚山現代キム・ドフン監督と、U-22代表キム・ハクボム監督に感謝したい。
―オリンピック代表入りも目指していると思うが。
ひとまずキム・ハクボム監督に感謝する。しっかりと準備してA代表でも良い姿を見せ、オリンピックの準備もする。
―A代表で一緒にプレーしたい選手は?
すべての選手が韓国で最高に実力がある選手たちなので、とても期待が膨らむ。ソン・フンミン選手も見たいし、クォン・チャンフン選手、イ・ジェソン選手からたくさん見て学びたい。
個人的には、クラブでもルームメイトであるキム・ボギョン兄と、代表のユニホームを着てボールを蹴ることができるのが光栄だ。期待したい。
―代表チームで見せたい自分だけの武器は? どんなプレーをしたいか。
代表チームの選手たちは、みんな能力が高いので、僕は簡単で簡潔なプレーをして、より良い選手たちにボールを送りたい。良いパスができれば、ゴールを決められる選手たちだから、スルーパスやコンビプレーを見せることができるように準備する。機会があれば、シュートにも挑戦してみる。
前へ
次へ