クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の韓国ファンに対する“無視”は海外でも続いた。
去る8月12日(日本時間)、YouTubeでサッカー専門チャンネル「サッカー大将クァク・チヒョク」を運営するユーチューバー、クァク・チヒョクは、ロナウドに直接会って抗議するために、スタジアムを訪れた映像を公開した。
クァク氏はロナウドとマウリツィオ・サッリ監督に直接会うために、ユベントスのプレシーズン試合が繰り広げられたスウェーデンのストックホルムを訪れた。
その日はストックホルムのフレンズ・アレーナで、ユベントスとアトレティコ・マドリードのインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)最終戦が行われる日だった。
ロナウドと対面するためにクァク氏は、ユベントスの選手とサッリ監督が滞在しているホテルを訪ねた。そこで会ったロナウドは、子供のファンに親切にサインするなど、韓国では見られなかったファンサービスを披露した。
彼の優しい態度に感激して泣くファンも現れた。
しかしクァク氏が「韓国でなぜそうした」というメッセージが書かれた紙を持ちながら、ロナウドに向かって「なぜ韓国で試合に出場しなかったのか」と尋ねると、ロナウドはそれを無視して、すぐにその場を離れた。
同時刻に自分を待っていたファンと写真を撮っていた姿とは、まったく違った態度だった。
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続いてクァク氏は、サッリ監督を訪ねた。
サッリ監督は、韓国で“ロナウド欠場騒動”が起きた当時、「ロナウドが試合でプレーする姿が見たいのであれば、飛行機代を払ってあげる」という内容の発言をして、物議を醸したことがある。
クァク氏はバスから降りるサッリ監督に向かって、「チケット代をもらいにきた」と書かれた紙を見せたが、サッリ監督は「あなたに言った言葉ではない」と答えた。
この動画は8月16日午前10時現在、再生数300万回を突破して大きな話題を集めている。
クァク氏は「サッリ監督がメールを送れと言ったが、どうやって送ればいいかわからない」とし、「ユベントスに連絡して必ずチケットをもらってくる」と続編を予告した。
ロナウドは7月26日、ソウル・ワールドカップ競技場で開かれたユベントスとチームKリーグとの親善試合で、最低45分以上出場する契約を結んだが、それを履行しなかった。それによって韓国で“ロナウド欠場騒動”が巻き起こった。
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