「有力」が「確定」に変わるか。ワシントンの地元メディアさえ、リュ・ヒョンジンのサイ・ヤング賞受賞の可能性に重きを置いている中、リュ・ヒョンジンの活躍が改めて注目を浴びている。
8月13日(日本時間)、ワシントンのローカルメディア『WTOP』は2019年シーズンのMVPおよびサイ・ヤング賞の候補を予測。1カ月前はワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザーを有力候補にしていたが、現在、リュ・ヒョンジンは防御率1.45を記録している。これを「歴史的な記録」とし、リュ・ヒョンジンを最有力候補にした。
【注目記事】息子が韓国国籍を放棄して批判殺到…チュ・シンスは「なぜなのか」と困惑
ワシントン・ナショナルズ所属の投手であり、リュ・ヒョンジンとサイ・ヤング賞のタイトルを競っているシャーザーは背中と肩の負傷によって7月以降、2度しか先発登板せず苦戦している。これによってシャーザー通算4度目のサイ・ヤング賞の受賞にも暗雲が立ち込めてきた。
一方のリュ・ヒョンジンは言葉どおり“上昇”傾向だ。韓国初、アジア初の記録を超えて、メジャーリーグの歴史を書き換えている。 現在、防御率、イニング当たり出塁許容数、9イニング当たりの四球数など、投手の力量を確認するための指標で全体1位を走っている。リーグ唯一の1点台の防御率は注目に値する。
『WTOP』は1位のリュ・ヒョンジンを100点とし、最も有力な競争者であるシャーザーは97.34点、ジェイコブ・デグロム(メッツ)には87.91点をつけて3位にした。
現在までリュ・ヒョンジンは22試合12勝2敗、防御率1.45を記録しており、シャーザーは20試合9勝5敗・防御率2.41となっている。
なお、リュ・ヒョンジンは8月12日のアリゾナ戦に先発登板し、7イニング5安打1四球4奪三振無失点を記録。シーズン12勝に成功した。
前へ
次へ