高校サッカーチームの監督時代、保護者に性的暴行し、お金を横領した疑惑を受けている韓国高校サッカー連盟チョン・ジョンソン会長が、韓国サッカー協会のスポーツ公正委員会に引き渡され、懲戒を受ける。
韓国サッカー協会は8月9日、ソウル鍾路区のサッカー会館で緊急対策会議を開き、チョン・ジョンソン会長をスポーツ公正委員会に引き渡すことを決定した。
これによって来る8月12日に同委員が集まり、懲戒について議論することになる。
チョン・ジョンソン会長に浮上した疑惑は現在、警察が捜査中だが、チョン会長の罪質が重大であるため、スポーツ公正委員会を招集したというのが韓国サッカー協会関係者の説明だ。
ソウル江南のとある高校で監督を務めていたチョン会長は当時、保護者からさまざまな名目で数千万ウォン(数百万円)を横領した疑いで、5月から警察の捜査を受けていた。
去る8月8日には『ニュースルーム』(JTBC)を通じて、チョン会長が学校を訪問した保護者に性的暴行したという疑惑が提起された。
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各種疑惑を受けるチョン会長が賞罰調整倫理委員会に引き渡されれば、サッカー関係者の名誉失墜と職権乱用、横領などの規定が適用され、少なくとも資格停止1年、最高では除名となる可能性まであるとされている。
チョン会長は現在、浮上した疑惑について立場を明らかにしていない。
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