防御率No.1だが…リュ・ヒョンジンの“FA契約”がそれほど期待できないワケ

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ナショナルリーグのサイ・ヤング賞に向かって疾走しているリュ・ヒョンジン(ロサンゼルス・ドジャース)は、今シーズンが終わった後、フリーエージェント(FA)の資格を得る。

残りのシーズンも好投を続け、サイ・ヤング賞まで受賞すれば、FA契約でも大きな収穫を狙うことができる状況だ。

米メディア『CBSスポーツ』は8月9日(日本時間)、今シーズン終了後にFA資格を取得する選手に対するランキングを更新して発表した。リュ・ヒョンジンはそのFAランキングで5位に浮上した。

同メディアは「ドジャース左腕リュ・ヒョンジンは、2014年以降、最も多くのイニングを消化している」と紹介し、「防御率と9イニング当たりの与四球数は先発投手のなかで最も目立つ」と高く好評した。

実際にリュ・ヒョンジンは今シーズン、21試合に先発登板して11勝2敗、防御率1.53を記録している。防御率はメジャー全体で堂々の1位だ。

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しかし『CBSスポーツ』は、リュ・ヒョンジンの契約規模を低く予測した。

(写真=ドジャース公式Twitter)​​​​​リュ・ヒョンジン

負傷歴と年齢が原因だ。

同メディアは「リュ・ヒョンジンは負傷歴があり、収入が制限される可能性がある。来年33歳になるリュ・ヒョンジンには、短期の高額契約が最善だ」とし、2年4000万ドル(約42億円)が適切な契約だと主張した。

一方、FAランキング1位にはゲリット・コール(ヒューストン・アストロズ)が選ばれた。2位はアンソニー・レンドン(ワシントン・ナショナルズ)、3位はマディソン・バンガーナー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)、4位はザック・ウィーラー(ニューヨーク・メッツ)だった。

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