元韓国代表キ・ソンヨンがレギュラー争いで苦戦…開幕戦の先発出場は絶望的か

2019年08月08日 サッカー #欧州サッカー
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プレシーズンを終えたプレミアリーグ(EPL)、ニューカッスル・ユナイテッド所属のキ・ソンヨンが、新シーズンのレギュラー争いで苦戦している。

ニューカッスルは、7月17日に中国・南京で開かれたアジアトロフィーのウルヴァーハンプトンとの試合を皮切りに、8月4日に本拠地で行われたASサンテティエンヌとの親善試合まで、プレシーズン5試合を行った。

ここ数年、韓国代表、怪我、ワールドカップ出場などでシーズンの準備に支障をきたしてきたキ・ソンヨンは今年、4年ぶりに所属チームのプレシーズン日程を完璧に消化した。

しかし今回のプレシーズン5試合では先発出場できず、毎試合ごとに後半に投入されて20~45分間ピッチを駆け回った。

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7月中旬、ラファエル・ベニテス監督の後任としてニューカッスルの指揮をとることになったスティーヴ・ブルース監督は、プレシーズンを通じて主に4-3-3フォーメーションを稼動した。

プレシーズンの5試合、ジョンジョ・シェルヴェイとアイザック・ヘイデンは全試合で先発出場し、ブルース監督の信頼を獲得した。中国で開かれたアジアトロフィーでは、ノッティンガム・フォレストFCでのレンタルを終えて復帰したジャック・コルバックがMFの残り1席を埋めたが、ヨーロッパに戻ってきてからはシーン・ロングスタッフが先発出場している。

プレシーズンの5試合を見ると、キ・ソンヨンはMFの5人目のオプションとして考えられているようだ。

昨夏、スウォンジー・シティからニューカッスルに移籍したキ・ソンヨンは、昨シーズンも厳しい日々を過ごした。

ロシアW杯でふくらはぎを負傷した影響でプレシーズンの合流が遅れ、その余波でリーグ1~2ラウンドに欠場した。ライバルであるジョンジョ・シェルヴェイの負傷によって、3ラウンド(チェルシー戦)でシーズン初先発出場の機会をつかんだキ・ソンヨンは、年末まで着実に出場機会を得た。

しかし1月のアジアカップに選出され、ハムストリングを負傷してからは、3月になってようやく復帰した。結局キ・ソンヨンは昨シーズン、リーグ18試合(交代4試合)出場にとどまり、2012年のプレミア進出以降、最も少ない試合出場数となった。

ニューカッスルは来る8月11日、ホームでアーセナルと2019-2020シーズン開幕戦を行う。

ブルース監督の用兵術に変化がない限り、キ・ソンヨンが開幕戦のベスト11に入る可能性は低いと思われる。キ・ソンヨンはプレミアで8シーズン目を迎えるベテランだ。競技力はすでに検証されている。

たとえ開幕戦メンバーに入れなくても、レギュラー争いで優位に立つ機会が訪れると期待したい。

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