韓国サッカー協会は10月23日、U-19アジア選手権で、愛国歌(韓国国歌)の代わりに北朝鮮の国歌が流れた事態に対して、主催側のアジアサッカー連盟(AFC)に公式抗議したと発表した。
U-19韓国代表は10月22日、インドネシア・ブカシで行われたU-19アジア選手権C組第2戦、ヨルダンとの試合の国歌演奏時間に北朝鮮の国歌が流されるハプニングが起こり、呆然とした表情を見せた。
北朝鮮の国歌が流れるやいなや、代表チームのコーチングスタッフとチームマネージャーが大会関係者に直ちに是正を求め、北朝鮮の国歌を途中で停止させた。その後、愛国歌が流れた。
韓国サッカー協会は、試合終了後2時間以内に試合監督官に抗議書を提出しなければならないという大会規定に従い、試合終了後、現場から略式の抗議書類を送った。
また、正式に問題提起するためには48時間以内にAFC事務局に書面で公式書簡を追加で送らなければならないという規定に従い、23日に協会名義で抗議の公文書を送る予定だ。
サッカー韓国代表の公式国際試合で、愛国歌の代わりに北朝鮮の国歌が流れるハプニングが起きたのは今回が初めてだ。
韓国はヨルダン戦で3-1の勝利を収め、1勝1分けを記録し、オーストラリアを得失点差でリード。C組の首位に立っている。
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