「私たちのヒョン(兄貴)」と呼ばれたサッカー界のスーパースターに、韓国サッカーファンが完全に背を向けた格好だ。
長い間、韓国サッカーファンから熱狂的な声援を受けたクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が“欠場騒動”によって、今では最も嫌いなスポーツスターに転落した。
世論調査会社リアルメーターがMBCスポーツプラスの依頼を受けて7月30日、全国19歳以上の男女501人を対象に調査した結果、「今後ロナウドを応援しない」という回答が79.4%に達した。
韓国人の10人中8人は、今後ロナウドを応援しないという意味だ。リアルメーターは、今後のロナウドへの応援に関する質問で、すべての地域、年齢、性別、職業別でも「応援しない」という回答が大半だったと付け加えた。
海外サッカースターとして韓国で最も人気が高かったロナウドは7月26日、ソウル・ワールドカップ競技場で開かれたユベントス対チームKリーグ(Kリーグ選抜)の親善試合を通じて、イメージが180度変わった。
ロナウドはその親善試合に少なくとも45分以上出場すると約束して来韓したが、試合に出場せず、サッカーファンの怒りを買った。ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は試合後、ロナウドが筋肉に問題が生じたため、試合前日に欠場を決めたと理由を説明した。
が、試合翌日にロナウドが自宅でトレーニングしている姿をSNSにアップしたことで、韓国サッカーファンはさらなる失望感を抱いた。
今回の“欠場騒動”によって、これ以上ロナウドのファンを続けないという韓国サッカーファンが急増した。今回の調査に参加した「ロナウドのファンだった」230人のうち、85.6%がファンをやめるという意思を示した。
“欠場騒動”の責任を問う質問には、実質的な主催側である「韓国プロサッカー連盟」が25.3%で最も多かったが、「欠場したロナウド」という回答も22.7%で僅差だった。以下、「ユベントス」(18.3%)、「イベント主催者のTHE FESTA社」(17.3%)と続いた。
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