【独占】クリロナ欠場騒動をユーベ招致の女性社長が告白「担当者から謝罪電話があった」

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「私は逃げるつもりはありません」

Kリーグ選抜とユベントスとの親善試合でクリスティアーノ・ロナウドが出場しなかった事態について、ユベントスを誘致したTHE FESTA社のロビン・チャン代表が、その立場を明らかにした。

「親善試合の後半から連絡が取れなかったユベントスのプロジェクトマネージャー(PM)と翌日午後になって電話した。“韓国で起きたすべてのことは私たちの過ちだ。クラブ史上最悪の不名誉だ。あなたにとてもすまないことをした。7月29日にクラブ会議を開き、この事案について議論する“と言って謝罪してきた」

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また、チャン代表は「ユベントスとの契約には当然、秘密保持条項がある。その契約書を外部に公表することはできないが、取材陣に見せることで契約条件の事実の有無を証明しようと思っている。PMと通話した20分あまりの録音ファイルも公開する。ユベントスの公式立場を受けた後、近く日程を決める」と主張した。

(写真提供=THE FESTA)ロビン・チャン社長


時計の針を7月26日に戻してみよう。

Kリーグ選抜とユベントスとの親善試合は空転の連続だった。

まず、中国から試合当日午前に入国することになっていたユベントスが、理由を明らかにしないまま午後になって韓国に到着し、試合前に予定されていたサイン会に出席予定だったロナウドは、突然不参加を宣言した。

試合開始時間だった午後8時までユベントスがソウル・ワールドカップ競技場に現れず、キックオフは約1時間遅れた。

さらに“45分義務出場の条項”があったロナウドが出場せず、事態は取り返しのつかない川を渡ることになった。

破局的な状況を防ぐため、主催社であるTHE FESTA社と韓国プロサッカー連盟が奔走したが、ビッグクラブの“スーパー横暴”を防ぐ方法はなかった。ロナウドがプレーする姿を直接見るためにチケットを購入した観客の一部は現在、集団訴訟の動きまで見せている。

結果がこうなった以上、違約金に関する指摘が伴う。ただ、ユベントス招請費用は、ロナウドの年俸と比べると少なすぎるため、事実上実効性がないという意見だ。

チャン代表は「一部では3~4倍の違約金を求めるべきという話もある。しかし、業界ではこのようなマッチアップの場合、スーパースターの出場時間をめぐって違約条項をかけるのは容易ではない。ユベントスは“我々はロナウドだけのチームではない”とし、絶対に同意していない状況だった」と説明した。

試合当日到着する日程自体が無理だったという批判に対してチャン代表は、「今回の試合のために、もともと7月27日に予定されていたKリーグの日程を調整はできないという韓国プロサッカー連盟の立場に(私も)共感していた。また、今回のアジアツアーの日程の中で選手団に休息を与えたがっていたユベントスの意向もあった。珍しいことだが、たまにこのようなやり方で業務が行われたりもする(試合当日に韓国入りしたこと)。実はこれに関連し、韓国プロサッカー連盟と私たちも懸念を示したが、ユベントス側が“まったく問題ない”と自信を示していた」とした。

思いやりが背信となってしまった状況について、チャン代表は終始苦しんだ。

「法の枠内で契約し、これを履行するかどうかはクラブとの約束の問題だ。是々非々を隠し、ユベントスに訴訟を起こすとしても、卵で岩を叩くような行為と同じだ」ともどかしさをにじませつつ、「主催者として道義的な責任を感じている。ファンが恨むのも当然だ。私もロナウドを見たかった。ユベントスを信じたのが間違いだった。過去に戻れるなら、ユベントスが繰り返し親善試合を要請してきたとき、断固として断るべきだった」と自責した。

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