ガンバ大阪を離れたファン・ウィジョ、次の行き先はフランスではなくアメリカ?

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フランスのリーグ・アンのジロンダン・ボルドーに移籍するファン・ウィジョが、フランスではなくアメリカ行きの飛行機に乗る。

ファン・ウィジョは、いよいよ夢のヨーロッパ舞台を踏む。ファン・ウィジョの現所属チームであるガンバ大阪は7月14日、ファン・ウィジョのボルドー完全移籍を発表した。ボルドーも同日、「ファン・ウィジョの移籍に原則的に合意した。メディカルテストを実施した後、最終的な判子を押す」と伝えた。

先立って7月13日、ホームで行われた清水エスパルスとの対戦でJリーグ最後の試合を行ったファン・ウィジョは、チームメイトたちから胴上げをされ、別れを告げた。翌日、日本の生活を整理して、夜遅く帰国し、韓国で休息を取っている。

しかしファン・ウィジョの次の行き先は、フランスのではなくアメリカだ。

移籍の終盤は選手がクラブを直接訪問して手続きを終えるのが慣例だが、少しでも早く選手を直接確認したいパウロ・ソウザ監督の意思が反映された。すでにプレシーズンの日程を開始したボルドーは、7月28日まで米ワシントンで合宿しながら、親善試合を消化する。ファン・ウィジョ側はその間、アメリカでメディカルテストを受けて交渉を終えるものと見ている。

ファン・ウィジョにとっては、ソウザ監督の意思がむしろありがたい。新シーズンの戦力として、構想に占める割合が大きいことを証明しているからだ。

ファン・ウィジョ

ボルドーは2018-2019シーズン、リーグ20チーム中、得点順位は15位(34点)にとどまった。二桁以上の得点を記録したストライカーは、フランソワ・カマノ(10得点)が唯一だ。ストライカー不足に悩まされた司令塔は、中国スーパーリーグ時代の経験を振り返って、アジアに目を向けた。

今シーズン、Jリーグでファン・ウィジョの得点力はやや停滞したが、昨シーズンは得点王争いを繰り広げるほどの能力を見せた。サッカー韓国代表では、不動のストライカーだ。6月のAマッチ2連戦(オーストラリア、イラン)では連続ゴールを決めており、チーム最多得点(7点)を記録している。ソウザ監督はベント監督とポルトガル代表時代、同じ釜の飯を食べた縁がある。

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ボルドーの今シーズン開幕戦は、8月11日に開かれるアンジェSCO戦だ。ファン・ウィジョがその試合に出場すると考えると、チームメイトと呼吸を合わせる期間が1カ月もないことになる。

ソウザ監督の呼び出しを受けたことで、ファン・ウィジョに与えられた休暇は3日間となった。来る7月18日午前、仁川空港からボルドー選手団に合流する予定だ。

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