Jリーグが再び素早い“変化”を試みている。
日本メディア『スポニチ』は7月10日、最近行われたJリーグの契約担当者会議で新たに「U-21リーグ」創設が提案されたと報じた。
プロクラブはU-12、U-15、U-18などのユースシステムを備えている。しかし10代後半から20代前半の選手たちは、プロレベルに属することになる。そしてほとんどの選手が競争力を備えていない。
Jリーグでは来季からの「U-21リーグ」導入も提案されたが、ひとまず来年は実現しないと思われる。『スポニチ』は、時期尚早という声が大多数を占めたと伝えた。
若手の成長のために試合環境を整えようとする動きは、日本サッカーだけの課題ではない。
韓国サッカーも高校を卒業後や大学1~2年生を終えた後にプロ入りを選択する選手がいるが、デビュー序盤はピッチよりもベンチを温める時間が多い。若手の成長のためには実戦経験が必要不可欠だが、彼らがチーム内の主力争いを勝ち抜くことは簡単なことではない。
U-20ワールドカップで準優勝を果たしたU-20韓国代表の選手たちも、所属チームに戻れば、大多数が出場機会をつかめないのが現実だ。
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Jリーグは過去にもリオ五輪を控え、2014年から各所属チームで出場機会が少ない選手たちの競技力を引き上げるために、3部リーグにU-22選抜チームを導入したりした。
Kリーグでも「U-21リーグ」を創設しなければならないという指導者の声はある。ただコストやチーム構成などの問題点も少なくなく、実現していない。
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