全体的な流れは、両チームがロシア・ワールドカップから始まった上昇ムードを維持し、アジアトップの面目を保ったという点だ。
韓国はワールドカップメンバーを軸にファン・ウィジョ、ファン・インボム、キム・ムンファンなど、ジャカルタ・アジア大会金メダリストを追加しする方式でチームを強化している。日本は、南野拓実、堂安律など、ロシアへ行けなかった20代前半の欧州組が新たなチームにいち早く溶け込んでいる。
結局は間接比較ではなく、いつかは90分間互いのゴールを狙い戦う日が来るだろう。両国のサッカーファンも海外組まで揃えた韓日戦がどんな結果になるか気になっている。
2013年、2015年、2017年に韓日戦が行われたが、すべて国内組中心にチームを構成した東アジアカップでのことだった。ベストメンバーで激突したのは2011年8月に日本で行われた親善試合が最後だ。
だからこそ、来年1月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるアジアカップに注目が集まる。両チームとも各組1位になれば決勝で対戦。どちらかがグループリーグで2位になった場合、準々決勝で対戦する可能性がある。
イラン、オーストラリア、サウジアラビアなど他の優勝候補もいるが、アジアカップで韓日戦が行われれば、上昇気流に乗る両チームの対決はまさに“ビッグバン”となる。