「ACLはクラブ戦だが、国家対抗戦でもある」浦和に挑む蔚山キム・ドンフン監督の覚悟とは?

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蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)はACL16強戦で浦和レッズと戦うが、日韓戦に挑むような覚悟をもって試合に臨もうとしている。

蔚山現代と浦和レッズは6月19日午後7時30分、埼玉スタジアム2002でACL16強戦・第1戦を繰り広げる。

浦和は2007年と2017年にACLを制した伝統の強豪だ。今季はJ1リーグで9位にとどまるなど不振だが、最近、監督を更迭してクラブ事情を熟知する大槻毅監督に新たに采配を任せて反転のきっかけを作った。

代表Aマッチ期間の休息期に体力を充電した蔚山現代は6月15日、浦項(ポハン)スティーラーズとの東海岸ダービーで1-0の勝利を飾るなど、上昇傾向にある。今週末のKリーグの試合も来月に延期されただけに、明日の浦和戦にすべてをつぎ込む準備ができている。

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キム・ドフン監督は「何よりも強い精神力が求められる試合だ。ACLはクラブ対抗戦だが、国家対抗戦でもある。16強戦の最初の試合だけに集中する」と意欲を見せた。

以下はキム・ドフン監督との一問一答。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

―試合に臨む覚悟は?

「明日は何よりも強い精神力が必要な試合だ。遠征で容易ではない試合だと予想している。我々は強くなっている。互いに尊重して勝つために最善の努力を尽くしたい」

―強い精神力が必要だと言ったが、韓国の自尊心かかっているという意味なのか。

「ACLはクラブ対抗戦だが、国家対抗戦でもある。どのように試合に臨まなければならないのか、選手たちは知っている。16強戦の最初の試合であるだけに集中して臨みたい」

―浦和はグループリーグで全北現代と試合をしている。浦和の戦力をどう評価するか。

「速いカウンターアタックと(スペースに)侵入する動きがいいと聞いている。自信を持って臨もうと、選手たちには話している」

―最近、浦和は監督が交替した。具体的にどのように準備しているのか。

「(浦和の)選手構成や戦術的な面で変化があったと聞いている。現在の監督が昨年、いい試合をしていた記憶がある。最近の試合も見て、我々がどのように対処すべきかについても選手たちと話し合った。明日の試合では、我々が分析した相手(浦和)と監督交替後の相手(浦和)を序盤に把握できれば、我々の試合ができるという自信を持っている」

―今シーズンはKリーグで成績が良い。首位争いできている秘訣は?

「例えばイ・グノのように、経験のある選手たちがチームをうまくリードしてくれている。彼らの役割が大きいため、全北現代と試合するときはもちろんのこと、リーグ全体に対して自信がある。このような自信が一番の理由だと思う」

ACL16強戦の初試合が遠征になった。最も重要な点を何と考えているか。

「ひとつの試合のために全力で準備している。勝つためだ。(16強戦は)2試合あるが、まず勝つためにここにきた」

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