10代の女性に睡眠薬を飲ませた後、性的暴行した疑いで拘束起訴されたプロ野球・ハンファ・イーグスの元捕手オム・テヨンが、控訴審で懲役4年6カ月という重い刑を受けた。
大田(テジョン)高裁は6月14日、児童・青少年の性保護に関する法律違反(強姦致傷)の容疑で起訴されたオム・テヨンの控訴審で、本来の懲役3年6カ月を破棄して懲役4年6カ月を言い渡した。さらに40時間の性的暴力治療の講義を履修し、5年間、児童・青少年関連機関への就職制限を命令した。
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オム・テヨンは2018年7月、忠清南道(チュンチョン・ナムド)の瑞山(ソサン)の自宅でSNSで知り合った10代の女性に睡眠薬を飲ませた後、性的暴行を加えた容疑で起訴された。
1審で裁判部は「罪質が悪く、青少年被害者の精神健康に悪影響を与えかねないため、厳罰に処する」とした。これに対しオム・テヨン側は「量刑が重い」として控訴していた。
しかし、控訴審では「被害者が別の薬を飲んだという主張を受け入れにくく、意図的に薬物を服用させたという1審の判断は納得でき、被告人の控訴を棄却する」とした。オム・テヨンは「納得できず悔しい」という立場だという。
ハンファは昨年7月の事件発生直後、オム・テヨンを任意引退選手として公示抹消処理している。
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