4月9日のセントルイス・カージナルス戦に先発したリュ・ヒョンジンは2回裏、突然体に異常を感じて自ら降板した。昨年3月に離脱する原因となった内転筋に痛みが走ったのだ。
キムコーチは「そのときは目の前が真っ暗になった。投手だけに、肩と肘は毎日万全の準備をしていた。内転筋はスプリングキャンプまで完璧だった。冬の補強トレーニングを本当にしっかりして、もはや問題がないと思った」とし、「それでもヒョンジンが賢明な判断をして対処した。回復も速くなった。肩、肘、内転筋までいつものルーチンを守って管理し、鍛えるのが習慣になり、それとともに大ケガを避けることができた」と振り返った。
最後にキムコーチは、リュ・ヒョンジンが最近の好調をシーズン最後までキープすることができるよう、さらに徹底的に管理することを約束した。
彼は「数日前の登板では93球で完封勝利した。投球数は少なかったが、完封勝利までの精神的な疲労度は少なくない。4日間休んで、今回メジャー最多となる116球を投げた。スケジュール上、次の登板まで6日間休めるので良かった。それでも最も多く投げたので、慎重に見なければならない」と話した。
そして「大けがはコンディションが低下したときよりも、コンディションがとても良いときに起こる。昨年の内転筋も、コンディションが良かったときに負傷した。今は本当に良いだけに、さらに気を使って管理する。シーズン最後までヒョンジンを完走させることが、私のすべき任務」と覚悟を固めた。