「もっと良い姿を見せたい」
韓国人プレミアリーガーであるキ・ソンヨンが来季への抱負を語った。
4月28日のブライトン対ニューカッスル戦で今季プレミアリーグ17回目の出場。そのうち先発は13回、交代出場は4回。プレミアリーグ残り2試合すべてに出場しても、2012年にスウォンジー・シティに入団して始まったキ・ソンヨンのプレミア生活の中では、最も試合出場が少ないシーズンとなった。
(参考記事:武藤嘉紀とキ・ソンヨン、ニューカッスルで明暗が分かれた“日韓スター選手”の現実)
キ・ソンヨンはサンダーランドでのレンタル生活を含め、昨年夏までは毎シーズン20試合以上をプレーした。2014-2015シーズンには33試合8ゴールを決めている。
だが、ニューカッスルでは悪戦苦闘した。ロシアW杯を終えた後、ニューカッスルに移籍したキ・ソンヨンはシーズン序盤こそ先発を務めたが、韓国代表として親善試合やアジアカップに出場するなか、小さなケガも繰り返し、先発の座を譲ることもあった。
それでも「チャンスはある」と語り続けたキ・ソンヨン。忍耐強くニューカッスルでの1年目を過ごした彼は、今季をこう振り返る。
「個人的には負傷もあった。思ったよりも、あまりプレーできなかった。しかし、チームの残留に少しは役立てたと思う。来季は負傷せず、今季よりも良い姿を見せるのが目標だ」
キ・ソンヨンはニューカッスルと来夏まで契約している。ベニテス監督の残留も望んでいる。ニューカッスルを2季連続残留させているベニテス監督には、他のチームからのラブコールもあるが、キ・ソンヨンは語る。
「ベニテス監督は経験豊富で、チームをどのように率いていけばいいのかを知っている。良い監督だと感じる。監督が来季も残れば、僕にとってもさらに学べる機会になりそうだ」
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