10分間で2得点!! CL4強進出を決めたソン・フンミンの現地インタビュー

このエントリーをはてなブックマークに追加

マンチェスター・シティを相手にマルチゴールを決め、トッテナムの欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ準決勝進出を導いたソン・フンミン。「決勝までは考えていない」としながらも、「目の前まで来た」という表現などで決勝進出への意志を表わした。

ソン・フンミンは4月18日のシティ戦直後、韓国取材陣と会って「僕がよくやったというよりは運が良かった」と話した。彼は0-1でリードされた前半7分と10分、立て続けに同点ゴールと逆転ゴールを決めた。

トッテナムは乱打戦の末3-4で敗れたが、4月10日の第1戦の勝利(1-0)と合わせ、アウェーゴールの差で4強進出を決めた。

以下、ソン・フンミンとの現地インタビューをお届けする。

4月18日のCL準々決勝・第2戦(マンチェスター・シティ戦)直後にインタビューに応じるソン・フンミン

―2ゴールを決め、チームを4強に導いた。感想は?

導いたというよりも、選手たちがみんな頑張った。ゴール入れて、入れられてと、とても慌しい試合だったと思う。そんな状況でも選手たちが集中力を切らすことなく、いいプレーをした。試合には負けたが、1~2戦を合計するのだから。選手たちがあまりにも良かった。

―10点満点中、何点だと思うか。

そういうものはない。ピッチでは最善を尽くそうと努力する。点数をつけることは、個人的に好きではない。他の選手たちが良かった。僕はゴールを決めたが、自分が入れたとはまったく考えていない。他の選手たちが守備をしてボールを奪い、準決勝という高みに上ることができたと思う。

―4強進出はパク・チソン以来、8年ぶりだ。

僕にはあまりにも光栄だ。僕たちが準決勝に進出できたこともうれしいが、今後はさらに重要だろう。終わりではない。目の前まで来たのだから、選手たちも集中力も発揮してくれればと思う。

―準決勝・第1戦は、警告の累積で欠場する。

当たり前だが残念。試合が終わって、それを聞いたときは気分が良くなかった。他の選手たちが準備するはずだ。サッカーのひとつの部分でもある。僕は僕として、次の試合に備える。選手たちが素敵な試合をできるように支援する。

―アヤックス・アムステルダムが相手チームだ。

チャンピオンズリーグ準決勝まで勝ち進んだチームなので、強いチームだと思う。少しの油断もできない。みんなそう考えている。

―試合序盤にゴールがたくさん生まれた。

誇らしかっというよりは、0-1でリードされ、2-1と逆転してうれしかったことは事実。選手たちとも喜びを分かち合った。自分が良くて入れたというよりは、運が良かったようだ。

―終了直前にシティのゴールがVAR判定でオフサイドになった。そのときの心情は?

僕はそれをしていると知らなくて、悲しんでいた。VARは好きなほうではないが、そんなところも運であり、サッカーの一部だと思う。今はVARも一部分だ。助けられたというよりは、正確な判定だったと思う。

―決勝進出も狙えるのではないか。

そういった話はしたくない。最善を尽くしたい。現在の立場から考えたい。決勝に行くという確信もない。今の立場で最善を尽くせば、自然に結果はついてくるだろう。

【関連】ソン・フンミン出演のCMが話題!! 本人は「恥ずかしい」と照れ笑い

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集