ソン・フンミンも表情が曇る…新スタジアム公式戦目前のトッテナムが極度のスランプ

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尋常ではないスランプだ。

トッテナムは4月1日(日本時間)、アンフィールドで行われたリバプールとの2018-2019プレミアリーグの試合に1-2で敗れた。試合終盤まで1-1の同点だったが、後半45分にトビー・アルデルヴァイレルトのオウンゴールによって、劇的な敗北となった。

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この日の敗北でトッテナムは5試合連続で勝利なし。1分4敗と、1カ月も勝利できていない。優勝争いからすでに脱落。それどころか、次シーズンの欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ出場(上位4位チーム)も危うい状況だ。トッテナムは現在リーグ3位だが、4位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点は並んでおり、5位アーセナルとも勝ち点差は1しかない。

文字通りの“危機”だ。

同日ソン・フンミンは、Aマッチを消化した影響でベンチスタート。懲戒によってベンチに座れなかったトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は後半24分、携帯電話からベンチにソン・フンミン投入を指示した。ソン・フンミンは活発に動いて攻撃をリードしたが、攻撃ポイントは記録できなかった。終盤には、ソン・フンミンのパスを受けたムサ・シソコがシュートを虚しく空中に飛ばしたりもした。

試合後のミックスゾーンで会ったソン・フンミンは、「負けたことは当然悔しい。多くのチャンスがあり、十分に勝てた試合だった。重要な試合で選手たちも良い試合をした。最後に失点して虚しい」と物足りなさを表わした。

続いて「人間なのでミスすることもある。シソコも上手くやろうとしていた。今季はとてもよくやってくれた。それでそのまま立ち上がるように励ました」とシソコを慰めた。

最近のチームの不振をソン・フンミンは十分に認識している。彼は「早く勝って雰囲気を変えなければならない。強いチームとの試合もあったし、競技力が悪かったのも事実だ。だけど落ちてはならない。3日以内に良い方向に変えなければならない。残りの試合がより重要になった」と述べた。

トッテナムは4月4日、新スタジアムでクリスタル・パレスと対戦する。ソン・フンミンは「新しい心構えを持つようになった。ホワイト・ハート・レーン(旧ホーム)が懐かしいのも事実だが、新しい競技場でトレーニングもして、素敵な場所であることを感じた。今後はその場所で素晴らしいゲームをしたい。より多くの歴史を作りたい」と、新たなホームスタジアムで悪い流れを断ち切る決意を明らかにした。

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