すでに韓国選手合算で4勝目。米国女子ツアーは“韓国女子プロゴルフ”が天下、なぜ?

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韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)のとある関係者は「イ・ジョンウンがデビューシーズンでもあってもまずまず良い成績を出していることでもわかる通り、今や韓国選手たちが国際化されたといえる」とし、「実際、KLPGAを見ても優勝争いする選手たちの技量は紙一重だ。KLPGA出身の選手がLPGAでも通じるのを見て、若い選手たちも“自分も頑張れる”という自信を持つようになった。韓国で優秀な選手が輩出され、長い間LPGAで活動したベテラン級選手たちもモチベーションを発揮する、相乗効果が出ているようだ」と分析した。

クラブの性能が良くなり、長打が試合に及ぼす影響が減ったという分析も出ている。翻っていえば、ドライバーショットに長けているアメリカやヨーロッパの選手たちのストロングポイントがさほど脅威的ではなくなったということだ。

今季だけを見ても、ドライバー平均飛距離トップ10に入っている韓国人選手はパク・ソンヒョン(5位、281.875ヤード)しかいない。

反面、グリーン的中率ではアメリカのネリー・コルダが81.7%で1位を走るなか、イ・ジョンウンが2位(80.6%)、コ・ジンヨンが3位(80.2%)と続いている。 またキム・セヨン(5位、79.2%)、チ・ウンヒ(9位、78.8%)、パク・ソンヒョン(10位、78.7%)もトップ10に含まれている。韓国選手がそれだけ試合への没入度が強く、アイアンショットの正確度が高いということだ。

LPGAツアーで活躍する韓国選手の勢いは、3月28日から4日間、カリフォルニア州で開かれるKIAクラシック(賞金総額180万ドル)まで続くことだろう。

KIA自動車が後援するこの大会は最近、2年連続で韓国選手が優勝しているだけに、シーズン通算5勝にも期待が集まっている。

今シーズン、韓国女子最初の優勝者となったチ・ウンヒは、ディフェンディングチャンピオンの資格で出場する。また、2017年の優勝者であるイ・ミリムをはじめ、コ・ジンヨン、パク・ソンヒョン、エイミー・ヤンなどもシーズン2勝目に挑戦する。KLPGAツアーのオ・ジヒョンも去年、KIA自動車がメインスポンサーを務めた第32回韓国女子オープンで優勝し、大会出場権を獲得した。

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