まさに大逆転劇だった。韓国女子プロゴルファーがまたもや米国女子ツアー(LPGA)で優勝した。
今度の優勝者はコ・ジンヨンだ。コ・ジンヨンは3月25日(日本時間)、アリゾナ州フェニックスで行われた「バンク・オブ・ホープ ファウンダーズカップ」(賞金総額150万ドル)最終ラウンドで逆転優勝に成功した。
コ・ジンヨンは4打差の4位から出発した最終日、7バーディー・ノーボギーの65でフィニッシュ。優勝争いを展開した中国のリウ・ユが18番ホールでボギーを叩いたことで、コ・ジンヨンの優勝が決定した。
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コ・ジンヨンは韓国女子ゴルフ界のメイン街道を歩んできたエリート中のエリートだ。
1995年7月生まれの彼女は、各種アマチュア大会で数多くのタイトルを獲得し、2010年から2012年まで国家代表も務めている。
15歳から17歳までアマチュアの頂点にいただけに勝負に対するこだわりも強い。同じ年には“ゴルフ神童”と呼ばれたキム・ヒョージュがいるが、彼女とは良きライバルであり親友である。
プロ転向は2013年。下部ツアーながらデビュー戦でいきなり優勝すると、その後も勝ち星を重ね(計3度優勝)、翌2014年からKLPGAの1部ツアーに昇格。個人スポンサーでもあるNefsが主催した「Nefs Masterpiece 2014」で1部ツアー初優勝を成し遂げた。
それだけではない。