試合の観戦チケットだけが買えないのではない。DGB大邱銀行パークのオープンとともに3試合連続で“チケット売り切れ”を記録しているKリーグ・大邱FCは、ファンの熱い関心を立証するように、今シーズンの新ユニホームも飛ぶように売れている。
【関連】“格安”ブラジル人コンビが爆発!! ACL初出場の大邱FCが広州恒大を破る
DGB大邱銀行パークに新しくオープンしたチームストアは、試合当日の入場が難しいほど多くのファンが詰めかけ、ユニホームやマフラーなどがあっという間に売り切れている。そのため製作業者を通じてクラブが数百枚のユニホームを提供しても、試合当日のファンの注文量に追いつかない現象が続いた。
大邱FCの関係者は、「昨年に比べてユニホームの販売量が4倍以上に急増した。最近チームが勢いに乗っており、新しい競技場で試合をしているため、ファンのクッズ購入の関心も高まっている」と話した。
オフラインでユニホームを購入できなかったファンがオンラインに集まって注文しており、競技場でもネット上でもユニホームが手に入らない事態が起きている。結局、大邱FCは去る3月14日からユニホームのオンライン販売を一時停止。試合当日、競技場を訪れたファンに、優先的にユニホームを販売するという判断だ。
ただオンライン販売が停止したことで、ユニホームを買うためのオフラインの競争はさらに激しくなった。大邱FCのチームストアは試合開始2時間前にオープンする。しかし3月17日に開かれた蔚山現代戦では、試合開始3~4時間前からチームストアに列をなすファンもいた。昼12時にチームストアがオープンすると、ユニホームを求めてファンが一度に殺到し、混雑をもたらした。
簡単に入手することができないユニホームを求めるファンが多い。クラブホームページの掲示板には、試合のない日にもチームストアをオープンしてユニホームを販売してほしいというファンの要望が上がっている。
大邱FCの関係者は、「チームストアの空間が広くなくて、多くのファンが一度に入場することができない状況。今後は、屋外に別途のユニホーム販売所を設ける案も検討中だ」と明らかにした。
前へ
次へ