日本サッカー協会が、2019年コパ・アメリカの選手招集で難航に直面している。
3月7日、日本メディア『東京スポーツ』は、日本サッカー協会が欧州組の選手らを今年6月14日にブラジルで開幕するコパ・アメリカに招集するために所属クラブと対話を交わしたが、肯定的な返事は得られなかったと報じた。
コパ・アメリカは、クラブの派遣協力義務のある大会だ。代表チームから招集された選手全員を義務的に送らなければならない。
しかし、招待国資格で参加する日本は異なる。クラブ側は招集を拒否できるという。報道によると、大半の欧州クラブが選手たちに休息が必要だという理由で、選出に難色を示しているという。
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多くの代表クラスが欧州で活躍している日本としては、困った状況だ。最悪の場合、大多数の主力選手を除いたJリーグ組中心のメンバー構成で大会に臨まなければならない。
日本サッカー協会側は、残り3カ月間、当該クラブとのコミュニケーションを図り、招集協力を引き出したい考えだという。
コパ・アメリカに出場して良い活躍を見せれば、年俸が跳ね上がるという点を強調したい考えもあるらしい。
ただ、選手の意思も変動事項だ。選手本人が出場を強く望むなら、クラブも選手の意向をくみ取る可能性が高くなるかもしれないが、はたして。
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