韓国代表に大抜擢された慶南FCパク・ジス。4部から這い上がった心境とは【インタビュー】

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Kリーグ1、慶南FCの守備手パク・ジス(24)が生涯初めて韓国代表のユニホームを着る。

パク・ジスは10月1日、サッカー韓国代表のパウロ・ベント監督が公開した10月のAマッチ2連戦(12日対ウルグアイ、16日対パナマ)の代表エントリーに名を連ねた。

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パク・ジスはこれまでA代表に選出されたことがない。2009年のU-17代表の経験がすべてだ。しかもセンターバックというポジションは、これまで予想外の選手が先発されたことがない。パク・ジスの大抜擢が注目を集めたのもそのためだ。

パク・ジスは「食事をしていたときに、後輩が記事を見せてくれて知った。本当にびっくりした。言葉では表現できない気持ち」と感想を述べた。

パク・ジスは184cmの長身ディフェンダーで、Kリーグ26試合に出場している。昨年までKリーグ2だった慶南FCは今シーズン、Kリーグ1で上位争いをしているが、彼はその決定的な役割を果たしている。

パク・ジスは代表招集の知らせを聞くや否や、所属チームのキム・ジョンブ監督に電話した。彼は「監督に一番先に連絡した。特別な話はおっしゃらず、まだまだ行く道は長いのだからもっと頑張れと激励してくれた」と話した。

パク・ジスは仁川ユナイテッドFCのユース出身で2013年からプロ生活を開始したが、1試合も出場することなく放出され、2014年にK3リーグFC議政府のユニホームを着た。K3は4部に相当するアマチュアリーグだ。

そこからパク・ジスは這い上がり、慶南の中心選手に浮上するだけではなく、韓国代表にまで上り詰めた。パク・ジスは「一時はサッカーを辞めたかった。初めて両親に反抗したりもした。当時は仁川を後悔させてやるという覚悟でK3に行き、少しずつ成長してここまで来た。自分でも信じられないが、幸せだ」と心境を打ち明けた。
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)パク・ジス
パク・ジスは同僚のチェ・ヨンジュンに、すまない気持ちを伝えた。チェ・ヨンジュンは今シーズンKリーグで最も活躍するミッドフィルダーとして、代表候補に挙がっていた選手だ。

パク・ジスは「私もヨンジュン先輩に期待をしていたが、予想外に私が代表チームに行くことになった。正直、少し複雑な気持ちも見えますが、それでも先輩から先に連絡をしてくれた。いつか先輩と一緒に代表ユニホームを着られることを願う」と話した。
 

パク・ジスが韓国代表で一緒にプレーしたい選手は

韓国代表としてチームで息を合わせする選手たちに対する期待も示した。

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