韓国Kリーグ開幕戦、注目は40歳イ・ドングッとロシアW杯“正GK”チョ・ヒョヌ

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ワールドカップのスウェーデン戦とドイツ戦で、ファインセーブを何度も見せたチョ・ヒョヌは、韓国帰国後も初心を忘れなかった。所属する大邱で献身的にプレーし、韓国FAカップ優勝に導いている。何よりも彼は行く所どころで、老若男女問わず多くのファンに駆け寄られ、サインを求められる人気者だ。

全北の弱点はゴールキーパーであるだけに、今回の開幕戦はチョ・ヒョヌの存在感がさらに増す決戦となるかもしれない。

大邱はGKチョ・ヒョヌの前に、スリーバックの守備を置く特徴を持つチームだ。攻撃陣は、韓国最高レベルの“外国人デュオ”のエドガル(Edgar)とセシーニャ(Cesinha)がカウンターを仕掛ける。またオリンピック代表で22歳のFWキム・デウォンも、大邱が3年間育て上げた注目選手だ。

大邱を指揮するアンドレ監督は「外国人選手をはじめ、昨年のメンバーをしっかり残留させた。それが補強だ」とし、「(全北の)ジョゼ・モライス監督はちょっと苦労するだろう」と、開幕戦の波乱を約束した。

多彩な攻撃の数々、外国人指揮官同士の知略戦、スター選手たちの渾身を尽くすプレー、そして3万人の観衆…。変化を目論む新シーズンのKリーグが幕を上げる。

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