「理解しやすかった」巨人・原辰徳監督から打撃指導を受けたKIAリュ・スンヒョンの感想とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

KIAタイガースのリュ・スンヒョンはチームの世代交代の軸になる選手だ。イ・ボムホのハムストリング負傷で開幕戦復帰が不透明となりホットコーナー(サード)が空席になっている今、KIAではその場所をリ・スンヒョンをはじめチェ・ウォンジュン、ファン・デインなどが争っている。

リュ・スンヒョンは2月20日の読売ジャイアンツとの練習試合前、原辰徳監督から特別レッスンも受けた。その日の練習試合では3塁手として出場しマルチヒットを記録し、注目された。

KIA選手の中で唯一、原監督から打撃指導を受けることになった理由は何か。リュ・スンヒョンは語る。

「ただ、タイミングが…。あのときはキム・ギテ監督と目が合って。ひとつでも何かを学んでみろと僕を呼んでくれたようです」

(関連記事:「天と地」侍ジャパンと野球韓国代表にあまりに大きな差が生じているワケ

ただ、どんな良い服も自分に合ってこそ、でもある。原監督の打撃指導はリュ・スンヒョンに合っていたのだろうか。

「原監督は幼い頃、日本のプロ野球中継を通じて多く見ていた方です。打撃技術に関してはキム・ギテ監督が教えてくださる部分と似ていて、理解するのが易しかったです。下半身より手首を先に出してバット角度を打球に合わせる内容でした。下半身は引いて手首は前に向く、というような…」

KIAのホットコーナーが空いている。激しい競争の構図ができつつあるが、チャンスは来たときに掴まなければならない。ライバルと比較してリュ・スンヒョンならではの長所は何だと思っているのか。

「競争者よりは…それでも打撃に関しては自信があります。ほかのみんなも上手ですが、 僕はボールに合わせるということに対して自信があります。速いボールでも変化球でも打てます」

リュ・スンヒョン

リュ・スンヒョンは2014年の第48回大統領杯全国高校野球大会で打撃賞に輝いた逸材だ。昨年はフューチャーズリーグ62試合で3割3分5厘の打率を記録し、1軍では35試合で3割7厘の打率を記録した。今後も一軍で生き残るためには、攻守のバランスが求められる。

「守備の練習もたくさんしています。 昨年より気持ちが楽になりました。経験を積んで練習量も増えて、自信を得ています。キャンプで怪我しないで頑張って準備して、開幕戦からスタメン出られるようにしたい。応援してください」

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集