タイ戦とアゼルバイジャン戦では、レシーブに不安が残った。基本的な守備がうまくいかず、セットと攻撃にも問題が生じた。
キム・ヨンギョンが2試合でそれぞれ23得点、19得点を記録するなど活躍したが、勝利には届かなかった。アゼルバイジャン戦ではパク・ジョンアが19得点を挙げたが、アゼルバイジャンを破るには十分ではなかった。
タイは速攻と堅い守備が特長だが、韓国もそこでタイに及ばなかった。
アゼルバイジャン戦ではブロック決定本数で4-8とリードされ、サーブ得点も5-9と下回った。高さの差を克服できず、難しい試合となった。
2次リーグに進出できなければ、韓国には悪いムードが流れる。
ジャカルタ・アジア大会では目標としていた金メダル獲得に失敗したが、世界選手権の場合、東京五輪の出場権獲得と関係するため、さらに心配だ。
残りの3試合で劇的な巻き返しが必要である。
(構成=李 仁守)