英メディア『BBC』がソン・フンミン(トッテナム)の活躍に注目する特集記事を掲載した。
『BBC』は2月15日午前(現地時間)、「韓国から来たトッテナムのスター、ソン・フンミン」というタイトルの記事を公開。「ソン・フンミンは今季、“今年の選手賞”の候補として取り上げられている」としながら、ソン・フンミンがイギリスのサッカーファンから愛される7つの理由を分析した。
ソン・フンミンが愛される理由1つ目は、「アジアサッカーの可能性を広げている」という点だ。
まず「これまで欧州サッカーで成功したアジア出身のサッカー選手はたくさんいたが、ソン・フンミンのようなレベルの選手はいなかった」と絶賛。続いて「ソン・フンミンはトッテナムの重要な瞬間に着実にゴールを決めた。昨シーズンは18ゴール、以前のシーズンには21ゴールを決め、『フォーブス』が選定する“韓国で最も重要な人物”13位に上がったりもした」と言及した。
2つ目の理由は、「ソン・フンミンはチームプレイヤー」とした。「ソン・フンミンはただ輝く選手ではない。ソン・フンミンがゴールを決めた13試合で、トッテナムは負けなかった」と伝えた。
そして「ソン・フンミンはゴールマシーン」を3つ目の理由とし、「ソン・フンミンは今シーズン16ゴールを決めた。ここ12試合で11得点をあげ、ハリー・ケインが怪我をしているなかで、彼はその役割を十分にやり遂げた」と称賛している。
ソン・フンミンの兵役問題についても伝えている。4つ目の理由として、「韓国ではいくら有名であっても軍隊に行くが、アジア大会2018で金メダルを獲得しながら、兵役免除の恩恵を受けた」と説明した。
5つ目の理由に「ファンはソン・フンミンの笑顔を愛する」を挙げ、トッテナムファンから大きな愛を受けていることに注目した。
「フランスのサッカー解説者ティエリ・アンリは、最近のインタビューでソン・フンミンに“なぜいつも笑っているのか”と尋ねた」と紹介しながら、「ソン・フンミンは不利な状況でも常に笑顔で試合に臨む」と強調した。また「彼の仲間たちとトッテナムのファンは、ソン・フンミンを本当に愛している」と付け加えた。
6つ目の理由は「ソン・フンミンは記録製造マシーンだ」で、彼の記録をピックアップしている。
「ソン・フンミンは歴代アジアサッカー選手のなかで最も移籍金が高い選手だ」とし、「2015年レバークーゼンからトッテナムに移籍した当時2200万ポンド(約31億円)で契約した」と伝えた。そして「プレミアリーグで通算63得点を記録した。プレミアリーグでプレーしたアジアのサッカー選手のなかで歴代最高記録の所有者である」と賛辞を惜しまなかった。
最後の7つ目の理由は「ソン・フンミンはサッカーの血が流れる」とし、彼の父親についても注目した。