Fリーグ、湘南がドローで今季名古屋に勝ち越し。「うちの選手たちはやれる」と奥村監督

2021年02月13日 スポーツ一般 #玉昌浩
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2月13日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にてFリーグ2020-2021ディビジョン1第8節、名古屋オーシャンズと湘南ベルマーレの試合が行われた。

試合はファーストピリオド2分に、鍛代元気のゴールで湘南ベルマーレが先制する。名古屋オーシャンズは、3分にペピータ、4分に星翔太、9分には西谷良介のゴールで2点リード。3失点目でタイムアウトを取った湘南ベルマーレが15分に荒木辰文、18分にはロドリゴがPKを決め、同点でファーストピリオドを折り返す。

セカンドピリオド36分に星龍太のゴールで、名古屋オーシャンズが再びリードする。湘南ベルマーレは2分2秒を残し内村俊太をGKのユニホームで投入しパワープレーを仕掛け、39分に本田真琉虎洲がゴールを奪い同点に追いつく。同点に追いつかれた名古屋オーシャンズは西谷良介にGKのユニホーム着せ、パワープレーに打って出るが得点には至らず、試合は4-4の引き分けに終わった。

(写真提供=©SHONAN BELLMARE FUTSAL)湘南ベルマーレの鍛代元気(緑15番)と、名古屋オーシャンズのペピータ(赤8番)
(写真提供=©SHONAN BELLMARE FUTSAL)西谷良介(赤14番)とロドリゴ(緑10番)

試合後、名古屋オーシャンズ・フエンテス監督は、「今日の試合はオープンなゲームだった。両チームともオフェンシブに勝ちにいくゲームで、多くのゴールが生まれたので、お客さんも喜ぶゲームだったと思う」と総括し、戦いぶりについては「引き分けたが、悪くなかった」と評価した。

前半については、「先手を打って、主導権を握れたゲーム展開をできた。ただ、一瞬の隙を突かれ、タイミング悪く失点をしてしまった」とし、後半は「より接戦なゲーム展開だった。私たちが4点目を決めて、相手をパワープレーに持ち込む状況は作れたが、パワープレーを最後まで封じて勝つことはできなかった。終盤に決められてしまったので、うちのパワープレーはほとんど時間がなく、多く指示を出すことはできなかった」と試合を振り返った。

今季の対戦成績で負け越した湘南ベルマーレについて、名古屋オーシャンズ・星龍太キャプテンは、「湘南だけが特別苦手というわけではない。どのチームにも良さがある」と前置きし、「湘南は一人ひとりの技術がしっかりしているし、戦う気持ちも持っている。何より最後まで走り切るというところが、チームとしてしっかりしている。そういったところや、特に裏に走ってくるチームというのは、相手としては嫌なもの。ギリギリまであきらめない。そういうところが湘南の良さ」と説明した。

加えて、「前回は負けてしまったが、今回は4-4。名古屋というのはどうしても対戦成績で見られたり、今回のように負け越したというところを見られたりしてしまうが、それだけでないものもある。僕たちはそこを言われるのは当然であるが、それを経験して成長する部分がある。結果は変わらないので、修正して自分たちの糧にするしかない」とコメントした。

一方、湘南ベルマーレ・奥村敬人監督は、「リモートマッチで、アベマさんが放送してくれるなかで、見てくださった方々が最高に興奮する試合ができたのではないかという自負はある。本当に選手たちを褒めてあげたいし、たくさんの方々に今日の湘南の選手を褒めてもらいたい」と選手を称えた。

つづけて、「浦上(浩生)が出場できないなかで、非常に苦しい状態だったが、出た選手全員が戦ってくれた。もちろんミスもあったが、そこを全員でカバーするという意識が強かった」と述べた。

出場機会がなかった上原拓也キャプテンについても、「試合には出ていないが、ベンチで一番戦っていた。練習中もそうだが誰よりも声を出して、どんな苦しい時でもチームを引っ張ってくれるキャプテンがいるから、うちの選手たちはのびのびプレーできる。フィウーザに何かあっても(上原)拓也にすぐ任して出すことができるという状況にはなっている」と評価した。

ただ、「勝てなかったということが事実としてある。名古屋は過去、浦安に1回(2008-2009シーズン)、大阪に2回(2010-2011、2016-2017シーズン)、町田には2敗(2017-2018シーズン)して負け越している。今シーズンは2周しかないが、完全勝利というところを目指して乗り込んだ」とするも、「やっぱり本当に強い。ただ名古屋とやっているときは本当に楽しい。選手たちがギリギリのところで体張って成長している姿が見られて、“フットサル人”としてすごくうれしい。フットサルをやってきて良かったなと思える瞬間でもある。そのなかで本当に結果を出させてあげたいのだが、そう簡単には勝てない。ただ、ダントツで優勝した名古屋に負けなかったということは事実だし、うちの選手たちはそれだけやれるというところを、たくさんの方々に証明できた」と語った。

(文=玉 昌浩)

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