女子フットサル、府中が宇部に勝利「勝ちはしたが複雑な気持ち」と岡山監督

2021年02月07日 スポーツ一般 #玉昌浩
このエントリーをはてなブックマークに追加

2月7日、墨田区総合体育館にて日本女子フットサルリーグ2020-2021第11節、府中アスレティックFCレディースとミネルバ宇部の試合が行われた。

試合はファーストピリオド2分に吉林千景、14分に金子由香里、16分に斉下遼音のゴールで府中アスレティックFCレディースが3点をリード。優勝するには大量得点が必要な府中アスレティックFCレディースは、前半残り1分を残し、吉林千景をGKのユニホームで投入し、パワープレーに出るも得点には至らず、ファーストピリオドを折り返す。

セカンドピリオド26分、島崎美和のゴールで4点差とする。しかし31分には、ミネルバ宇部・長田杏樹のクロスを大森真由奈がボレーで決め、府中アスレティックFCレディースは3点差に戻される。府中アスレティックFCレディースは3分30秒を残し、ファーストピリオドと同じく吉林千景をGKのユニホームで投入し、パワープレーを開始。しかし得点には至らず、試合は4-1で終了した。

試合後、府中アスレティックFCレディース・岡山洋介監督は「2試合の得失点差で25点プラスできれば優勝があるという試合で、なかなかハードルが高い試合だとは思った。そこに選手たちは40分間通して強度高くやるということにチャレンジしてくれて、結果、しっかり勝利はすることができた。選手の頑張りをまずは称えたい」と試合を振り返った。

ただ、「希望する得失点差ではなく、自分も選手たちも満足はしていない。勝ちはしたが複雑な気持ちが非常に残った。これもスポーツで、そういった気持ちを一つひとつ経験することで、一人ひとり、そしてチームが成長する糧になる試合だったと思う」と話した。

続けて、「個人的には10点差取れたら120点満点だった。何故なら日本リーグの歴史を振り返ると、16-0というのが過去にあって、ユニアオ戦に最後の望みをかけるくらいのことが残せたらできすぎかなと、勝手に思い描いていたところはあった」と説明した。

(文=玉 昌浩)

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集