来る2021シーズンから韓国女子プロゴルフ(KLPGA)正規ツアーでプレーするチョン・ジユが、韓国ゴルフファンの注目を集めている。
チョン・ジユは1996年1月10日生まれの25歳。ゴルフを始めたのは18歳と比較的遅く、2015年8月にKLPGAに入会して以降は主にドリームツアー(2部)を舞台に活動していた。
転機が訪れたのは2019シーズン。チョン・ジユは同年11月に行われた「KLPGA 2020正規ツアーシード順位戦」で50位をマークしたことで、翌2020シーズンの正規ツアー一部大会の出場資格を確保したのだ。
2020シーズン、チョン・ジユはドリームツアーと並行しつつ、「第42回KLPGAチャンピオンシップ」や「第8回E1チャリティーオープン」、「ハナ金融グループチャンピオンシップ」と、メジャー大会含む正規ツアーの3大会に出場。同シーズンのドリームツアーで1度優勝、賞金ランキング6位の総額5629万586ウォン(日本円=約563万円)を獲得する好成績を収めたことで、2021シーズンの正規ツアーシード権確保に成功した。
このようなポテンシャルが評価され、チョン・ジユは新シーズン開幕を控えハナ金融グループとスポンサー契約を締結。そのほかにも、韓国アパレル『CreaS F&C』のゴルフウェアブランドであるマスターバニーエディションと衣服スポンサー契約を結び、安定したツアー生活を送る準備も終えた。
チョン・ジユはKLPGAの会報誌『KLPGA Members』2021年2月号内のコーナーを通じ、「昨シーズンは優勝トロフィーを掲げ、正規ツアーのシード権も獲得できて満足だった。今シーズンはシード権を維持することが目標であるだけに、冬の間にコンディションを引き上げることに注力し、多くの方の期待に応えられるようにしたい」と決意を語った。
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