タンパベイ・レイズのチェ・ジマン(29)が2月5日、ソウル汝矣島(ヨイド)のケンシントンホテルで行われた記者会見に出席した。
チェ・ジマンはこの冬、いつにも増して忙しい日々を送っている。個人トレーニングはもちろんのこと、放送出演のスケジュールも消化するためだ。
昨シーズン、米メジャーリーグのポストシーズンで豪快なホームランと幻想的な守備を披露し、チームをワールドシリーズ進出へと導いたチェ・ジマン。その活躍から韓国国内でも注目度が高まり、出演オファーが数多く舞い込んだ。
韓国でラジオやテレビ番組出演をこなしながら、チェ・ジマンには忘れられない思い出をできた。初めて芸能人と直接接した彼は、「“わ…芸能人だ”と感嘆した」とテレビ出演の感想を伝えた。
チェ・ジマンは最近、SBSのバラエティ番組『ジャングルの法則』(原題)にも出演。全羅南道(チョルラナムド)の小さな島で、お笑い芸人キム・ビョンマンをはじめ俳優チャン・ヒョク、トロット歌手パククンらとともに、廃家で生存への挑戦に乗り出した。チェ・ジマンは「氷点下10度の干潟で転がったりもした。面白い姿がたくさん盛り込まれていると思う。分量の確保はきちんとできた」と満足げな顔をした。
チェ・ジマンは高校を卒業してすぐにアメリカへと渡ったため、韓国国内のファンとコミュニケーションを取る機会が少なかった。アメリカでも長い間無名生活を過ごしたため、スタジアム外の姿を知らせる方法がなかった。
「アメリカで野球一筋だった」と語るチェ・ジマンは、「テレビ出演を通じて新しい経験をできたことも良いが、ファンの方々に自分の姿をお見せできて良かった。“放送で普段とは違う姿を知れた”という方もいた」と、テレビ出演が自身をアピールできる良い機会になったと述べた。
もちろん、テレビ出演以外では個人トレーニングを着実に行った。これまで負傷も多かったため、コンディション管理には格別に気を使わなければならなかった。チェ・ジマンは「午前は治療を受ける。午後にはセンターでウェイトトレーニングと打撃練習を並行した。すべての練習を終え、テレビ出演もすることができて嬉しかった」と、韓国での冬の生活を振り返った。
チェ・ジマンは2月7日、仁川国際空港を通じてアメリカへと出国する。
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