韓国代表FWソン・フンミン(28)が先発フル出場したトッテナムがチェルシーに敗れ、プレミアリーグ3連敗に陥った。
【注目】「絶大なソン・フンミン効果」トッテナムが韓国人の“最愛クラブ”に
ソン・フンミンは、2月4日(日本時間)に本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたプレミアリーグ第22節チェルシー戦で先発出場し、90分間プレーした。
しかし、ゴールやアシストを記録することはできず、チームの敗北も防げなかった。ソン・フンミンは去る1月6日のカラバオ・カップ準決勝ブレントフォードでシーズン16ゴール目を決めて以降、約1カ月近く無得点の沈黙が続いている。
チームも0-1で敗れ、衝撃的なリーグ3連敗を喫した。勝ち点33(9勝6分6敗)にとどまったトッテナムは勝ち点36のチェルシーに押され8位に転落し、1試合未消化の9位アストン・ヴィラ(勝ち点32)の追撃も許すことになった。
トッテナムはハリー・ケインが負傷して以降、攻撃面の解決策を見出せずにいる。その間に一挙3連敗をしてしまったことから、ジョゼ・モウリーニョ監督の戦術運用に疑問符が付けられている。
前節のブライトン戦で有効的なシュートがわずか「1」にとどまったソン・フンミンは、序盤から果敢にゴールを狙った。前半5分にはペナルティボックス外から左足でシュートするも、惜しくもエドゥアール・メンディに阻まれた。
これ以降、ソン・フンミンの有効的なシュートは見られなかった。チームもチェルシーの攻勢に苦しみ、前半24分にジョルジーニョのPKゴールで先制点を許してしまう。ソン・フンミンは後半ロスタイムにも右足で渾身のシュートを放ったが、ゴールポストを大きく外れてしまった。
今回もノーゴールに終わってしまったソン・フンミンだが、モウリーニョ政権最大の危機に直面しているチームを救うことはできるのだろうか。
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