韓国Kリーグ2(2部)の安山(アンサン)グリナースは2月2日、MF磐瀬剛(25)の獲得を発表した。
1995年6月生まれの磐瀬は2014年にJ2リーグの京都サンガF.C.でプロデビューし、FC岐阜へのレンタル移籍を経て2019年からザスパクサツ群馬でプレー。昨シーズンは5試合出場、出場時間は281分だった。プロ通算では90試合に出場した。
京畿道(キョンギド)安山市を拠点とする安山グリナースは2017年2月に創設された新興クラブで、1部昇格経験はない。2020シーズンの成績は7勝7分13敗で10チーム中7位だった。
過去には京都や群馬、アスルクラロ沼津でプレーしたFW石田雅俊(25、江原FC)が在籍していた。石田は2019シーズンを安山でプレーし、24試合9ゴール1アシストを記録した。
同い年の石田と磐瀬はともに市立船橋高校出身で、京都でも同時期に在籍したことがある。クラブ関係者によると、磐瀬の獲得には石田の強力な推薦があったという。
磐瀬は豊富な運動量と闘志あふれるプレーが強みで、攻守にわたってチームに貢献できる選手だ。守備的MFやセンターバック、サイドバックをマルチロールにこなすことができ、安山の守備陣を一層厚くするものと期待されている。
磐瀬は「安山グリナースに合流できて嬉しい。マサ(石田)を通じてKリーグや安山についてたくさん話を聞いたので、チームへの適応に大きな困難はなさそうだ」とし、「一度噛んだら離さないオオカミのように、根性あるプレーで安山の昇格に役立ちたい。今後多くの応援をよろしくお願いします」と意気込みを述べた。
去る1月15日に韓国に入国し、自主隔離やメディカルチェックなどをすべて終えた磐瀬は、本日(2月2日)からチームに合流予定だ。
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