アジアサッカー連盟(AFC)は1月27日、2021シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの組み合わせを発表した。
抽選の結果、前回大会王者の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)は、BCパトゥム・ユナイテッド(タイ)、ベトテルFC(ベトナム)らと同じグループFに入った。
パトゥム・ユナイテッドは今シーズンのタイ・リーグ1で唯一無敗の首位、ベトテルFCは昨シーズンのベトナムVリーグ王者と、いずれも国内の強豪クラブではあるが、蔚山現代としては順当に勝ち進みたいところだ。
残る1枠は北京国安(中国)が有力とされる。北京はブリスベン・ロアー(オーストラリア)対カヤFCイロイロ(フィリピン)の勝者とプレーオフを戦う。
昨季Kリーグ1王者の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは、ガンバ大阪(日本)、シドニーFC(オーストラリア)、タンピネス・ローバース(シンガポール)と同じグループHに入った。
なかでも、ガンバ大阪とは2006シーズンのグループステージ、2015シーズンの決勝トーナメント準々決勝に次いで、今回が6年ぶり3度目の対戦。直近に戦った2015シーズンの準々決勝では、ガンバ大阪ホームでの第2戦で3-2と逆転で敗れ、準決勝進出を逃しただけに、因縁の再戦となるだろう。
2016シーズン以来にACL出場権を獲得した昨季3位の浦項(ポハン)スティーラースは、プレーオフでラーチャブリーFC(タイ)と対戦。勝利すれば、名古屋グランパス(日本)、江蘇蘇寧(中国)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が属するグループGに入る。
2019シーズン以来2度目のACLグループステージ出場を目指す昨季5位の大邱(テグ)FCは、プレーオフでチェンライ・ユナイテッド(タイ)と対戦。勝利した側は、グループIで川崎フロンターレ(日本)、広州恒大(中国)、ユナイテッド・シティ(フィリピン)と戦う。
東地区のプレーオフは4月14日に行われ、本戦グループステージは4月21日から中立国で行われる。なお、開催国は未定となっている。
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