韓国代表MFイ・ガンイン(19、バレンシア)の冬の移籍は果たして実現するのだろうか。
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スペインメディア『スーペルデポルテ』が1月26日に報じたところによると、イ・ガンインは現在、ラ・リーガ(スペイン)のレアル・ベティス、リーグ・アン(フランス)のモナコからラブコールを受けているという。
同メディアは「この2チームが最も大きな関心を見せている」とし、イ・ガンインのバレンシア退団の可能性を伝えた。
ベティスはラ・リーガの伝統ある古豪クラブ。今シーズンここまで20チーム中8位と、14位のバレンシアよりも高い順位につけいている。モナコもリーグ・アン強豪クラブの一つに数えられ、現在リーグ4位。過去には元韓国代表FWパク・チュヨン(35、FCソウル)が2008~2011年まで在籍し、通算91試合25得点の活躍を披露した。
ただ、同メディアによれば今のところ交渉は進んでおらず、移籍実現の可能性は未知数だという。「2022年夏の契約終了後に移籍金なしで(イ・ガンイン)獲得を望むチームが多い」というのが同メディアの見解だ。
イ・ガンインは今冬でのバレンシア退団を図っているものと伝えられている。
バレンシアでは十分な出場機会が与えられないうえ、スタイルも合わない。イ・ガンインは2列目で試合を支配し、自分のテンポでゲームをコントロールする能力に優れるが、バレンシアは比較的単純なサイド攻撃を好む。ここまで13試合に出場して、出場時間は678分。直近のラ・リーガ第20節アトレティコ・マドリード戦はベンチ入りするも出場なしに終わっていた。
バレンシア側としては、ユースから着実に成長したイ・ガンインを簡単には放出しない立場だ。契約延長のためにオファーを続けているが、イ・ガンイン側はバレンシアでの未来を想像できないことから、オファーを拒否しているという。
結局のところ、バレンシアはイ・ガンインを売却し、一定水準の移籍金を受け取ることが良い選択肢となるかもしれない。
カギはどのチームが積極的にイ・ガンイン獲得に乗り出すかだ。有力移籍先とされるベティスとモナコがどの程度の移籍金を提示するかによって、イ・ガンインの移籍の可能性も変わる見通しだ。
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