アメリカの野球統計専門サイトが、ドジャースに所属するリュ・ヒョンジンを今季MLB先発発投手ランキングの53位にした。
『ファングラフ・ドットコム』は2月5日(日本時間)、今季MLBで先発起用が予想される投手を120位までランク付け、リュ・ヒョンジンは53位になった。30球団の先発投手を対象に順位をつけたことを考慮すれば、かなり高い評価を受けたといえる。
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昨季15試合に登板して82回1/3イニングを消化したリュ・ヒョンジンは、7勝3敗・平均自責点1.97、イニングあたりの出塁許容率(WHIP)1.01の好成績を残した。
ただ負傷で試合出場数が足りなかった。『ファングラフ・ドットコム』もリュ・ヒョンジンの負傷履歴を懸念したが、昨年の勢いを今季シーズン序盤でも続けられれば、さらに順位が上がることも期待できる。
なお、1位はマックス・シャージャー(ワシントン・ナショナルズ)。ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)とクリス・セール(ボストン・レッドソックス)がそれぞれ2、3位につけた。
ドジャースでは、クレイトン・カーショウが10位、ウォーカー・ビューラーが14位、ロス・ストリップリングが36位、リッチ・ヒルが45位、前田健太が46位と、リュ・ヒョンジンより高い評価を受けた。
アジア選手のなかではダルビッシュ有(シカゴ・カブス)が昨季の不振にもかかわらず、28位で最も高い順位となった。田中将大(ニューヨーク・ヤンキーズ)は33位、今年MLBに進出した菊池雄星(シアトル・マリナーズ)は58位につけた。
昨年まで韓国プロ野球のSKワイバーンズでプレーしたアリゾナ・ダイアモンドバックスのメリル・ケリーは105位だった。
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