バレンシアが降格圏内のオサスナ相手に勝利を挙げられなかった。
1月22日(日本時間)にメスタージャで行われたラ・リーガ第19節バレンシア対オサスナは、1-1のドローに終わった。
バレンシアは前半42分にジョナタン・カレリ(27)のゴールでオサスナに先制を許すも、後半24分にウナイ・ガルシア(28)のオウンゴールで同点に追いつき、辛うじて敗北の危機を脱した。
この試合で勝ち点1を追加したバレンシアは、4勝8分7敗の勝ち点20で20チーム中14位につけた。一方のオサスナは、3勝7分9敗の勝ち点16で19位と依然降格圏に沈んでいる。
今回の試合はバレンシアにとって勝つべき試合とも言えた。対戦相手のオサスナが今シーズンここまで3勝しか挙げられず、19位にとどまっているからだ。
降格圏内の相手に勝利が求められたバレンシアだったが、前後半通じて低調なパフォーマンスに終始し、引き分けに終わった。
イ・ガンイン(19)は前節のバジャドリー戦に次いでラ・リーガ2試合連続先発出場。後半13分にケヴィン・ガメイロ(33)と交代するまで58分間プレーしたが、ゴールやアシストを記録できなかった。
バレンシアがサイドからクロスを上げる単調なパターンの攻撃を繰り返したことで、イ・ガンインは活躍の機会を得られなかった。
イ・ガンインは中央でボールに関与し、自身のテンポで試合を展開してこそ輝くスタイルだが、チーム全体として繊細なプレーが足りず、鈍いクロスだけが乱発された。負けなかったことが幸いだった試合と言って良いだろう。
バレンシアは次戦、1月25日に首位アトレティコ・マドリードと敵地ワンダ・メトロポリターノとラ・リーガ第20節を戦う。
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