韓国Kリーグ1(1部)の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは1月18日、ロシア人FWスタニスラフ・イリュチェンコ(30)の獲得を発表した。
1990年8月生まれのイリュチェンコは、2013年に当時ドイツ3部のVfLオスナブリュック(現2部)でプロデビュー。同2部のデュースブルクを経て、2019年の浦項スティーラース入団を通じてKリーグに進出した。
イリュチェンコはKリーグ初年度の2019シーズンに18試合9ゴールを挙げると、2020シーズンは26試合19ゴール6アシストをマーク。得点ランキング2位にランクインする活躍ぶりで、浦項の3位フィニッシュと来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に貢献した。
全北現代はイリュチェンコの合流によって、ブラジル人FWグスタヴォ(26)、レンタルから復帰したキム・スンデ(29)に続く強力な攻撃陣を構築することになった。
イリュチェンコは加入に際し、「全北現代はKリーグに来たころから良いチームだと感じていた」とし、「今年も優勝できると僕は期待している。素晴らしい選手たちと呼吸を合わせ、必ず優勝トロフィーを掲げたい」と意気込みを語った。
キム・サンシク監督は「言葉の必要ない選手だ。2021シーズンはファンにもっと攻撃的なサッカーを披露できるようになった」とし、「キム・スンデやグスタヴォとの相乗効果を発揮できるものと期待している」と述べた。
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