韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)の正規ツアーが過去最高の賞金総額で、来る4月から開催される。
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KLPGAは2021年の韓国女子ツアーについて、4月8日にロッテスカイヒル済州で行われる「ロッテレンタカー女子オープン」を皮切りに、12月にシンガポールで開催される「ハナ金融シンガポール女子オープン」まで全31大会、賞金総額280億ウォン(約28億円)規模で臨むと発表した。
何よりも平均賞金が9億ウォン(約9000万円)に上昇し、韓国女子ゴルフの人気を実感することができる。
2021年の賞金総額280億ウォンは、2019年253億ウォンより27億ウォン(約2億7000万円)も増加した過去最高の賞金総額だ。
協会側は「新型コロナで厳しい状況のなか、既存のスポンサーの継続的な後援のおかげで、賞金と大会数を増やせた。最高額でシーズンを行うこととなった」と述べた。実際に「メッコール・モナパークオープン」が賞金を6億ウォン(約6000万円)から8億ウォン(約8000万円)に増額するなど、賞金総額10億ウォン(約1億円)以上が10大会を超えた。
また「テボ・チャンピオンシップ」「東部建設チャンピオンシップ」など3大会が新設された。2020年に新規大会で行う予定だった「ハナ金融シンガポール女子オープン」は、今年12月に開催することを決定した。
ハナ金融シンガポール女子オープンの開催日程が決まったことで、11月の「台湾女子オープン」、12月のベトナム大会など、いわゆる“アジアスイング”が実現され、KLPGAの国際的な地位を固めるきっかけとなりそうだ。
KLPGAキム・サンヨル会長は、「昨年は新型コロナによってゴルフ業界をはじめ、スポーツ産業が全体的に非常に難しかった。拝変な時期でもスポンサーとゴルフ場、代理店、メディアなど、すべての関係者がKLPGAを応援してくれたおかげで、正常にシーズンを終えることができた」と振り返り、「2021年は新型コロナ長期化にもかかわらず、過去最大の規模で正規ツアーが開催される。惜しみなく支援してくれたスポンサーと、すべての関係者に感謝の挨拶を申し上げる」と述べた。
キム会長は、「事務局は安全なツアーを作ることを最優先の目標としている。選手や関係者の健康を最優先に考慮し、KLPGA新型コロナ統合マニュアルを再整備する計画だ。また多様なイベント、迫力あふれる特色ある大会の開催を通じてゴルフファンに慰労を伝える」とし、「KLPGAはシステムの整備と制度の改善をはじめ、ファンとコミュニケーションする“ファンに優しいツアー”になれるように努力する」と強調した。
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