韓国Kリーグ1(1部)の大邱(テグ)FCは1月8日、GKムン・キョンゴン(25)の獲得を発表した。
1995年2月9日生まれのムン・キョンゴンは、2017年に大分トリニータに入団。2018年6月6日の天皇杯2回戦レノファ山口FC戦でプロデビューを飾ると、直近の2020シーズンは公式戦通算18試合に出場した。そして昨年12月29日、兵役義務遂行のため大分を退団することが発表されていた。
大邱FCには日本人選手のMF西翼のほか、元北海道コンサドーレ札幌のGKク・ソンユン(26)が所属している。ただ、ク・ソンユンは兵役義務遂行のため、来シーズンは国軍体育部隊傘下の金泉尚武(キムチョン・サンム)でプレーする可能性が高い。
そのため、ク・ソンユンの穴を埋める新守護神として、ムン・キョンゴンを獲得したものとみられる。
ムン・キョンゴンはハイボールでの安定したカバープレーを強みとする選手だ。ほかにも、キック力やビルドアップ能力が優れているため、戦術的にも大きく役立つものと期待されている。
ムン・キョンゴンは「大邱FCに入団できて嬉しいし、Kリーグで新たな挑戦の機会をくださったクラブに心から感謝したい。日本での多様な経験を基に、チームに最大限早く適応してプラスになりたい。1日も早くファンの方々に良い姿をお見せしたい」と意気込みを語った。
すでに自主隔離を終えたムン・キョンゴンは、来る11日から慶尚南道(キョンサンナムド)南海(ナムへ)で行われる冬季合宿に合流し、チームメイトと息を合わせていく予定だ。
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