日本のJリーグの3位争いが熱い。
Jリーグは第27節まで行われ、今季は7試合を残すのみとなった。
サンフレッチェ広島(勝ち点56)と“ディフェンディングチャンピオン”川崎フロンターレ(勝ち点53)がし烈なトップ争いを繰り広げているなか、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得できる3位の座をめぐる争いもし烈だ。
現在3位のFC東京(勝ち点43)に、鹿島アントラーズ(勝ち点42)、セレッソ大阪、ベガルタ仙台、コンサドーレ札幌(以上勝ち点41)が並んで追撃している。
8、9位の浦和レッズ(勝ち点38)、ヴィッセル神戸(勝ち点36)もFC東京と勝ち点差が7以内であるため、3位を狙うことは十分に可能だ。
FC東京は最近、7試合連続で白星なし(3分け4敗)と下降傾向にある。鹿島がリーグ戦で2連勝し、勝ち点差を1に減らした。
セレッソも最近、3試合連続で負けなし(1勝2分け)だ。3位争いにさらに興味をそそられる。
昨シーズンも3位争いがし烈だった。
ユン・ジョンファン監督率いるセレッソは、ルヴァン杯と天皇杯の2冠を達成したのに続き、リーグ戦でも勝ち点63(19勝6分け9敗)を獲得。柏レイソル(勝ち点62)、ジュビロ磐田(勝ち点58)の追撃をかわして3位に入った。
そして、今シーズンも最後まで3位争いの結末はわからない。
相対的に、セレッソと札幌はリーグ戦だけに集中することができる。鹿島はACLと天皇杯、ベガルタ仙台は天皇杯に並行して臨まなければならない。
(構成=李 仁守)