2021年が始まってから早くも1週間が経とうとしている。
【写真】日本に縁のある選手も!KLPGA広報モデル10年分大公開
韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)では、多事多難な2020シーズンを過ごした女子ゴルファーを代表して、第12代KLPGA広報モデルに選ばれている10人の選手が新年のあいさつと2021シーズンの覚悟を伝えた。
ここでは数人の選手を抜粋し、彼女たちのコメントをお届けしよう。
2016年から5年連続でKLPGA広報モデルとして活躍するパク・キョル(24)は、「昨年は大変な1年だったが、最後まで最善を尽くして終えることができた自分に本当に感謝し、お疲れさまと言ってあげたい」と自分に温かなエールを送った。
続けて、「今年は優勝よりも“グリーン的中率”と“賞金順位”部門で10位以内に入りたい。そして、平均パット部門でも5位以内に入りたい」という目標を伝えた。
また、ゴルフファンに向けて「2021年はいつも元気で、幸せなことばかりありますように。今年は新型コロナが収まって、ぜひ会場でお会いできることを祈っています。いつもありがとうございます」と述べた。
昨シーズン、生涯初優勝に続き最多勝まで獲得したパク・ヒョンギョン(21)は、「2020年は本当に忘れられない1年を過ごしたと思う。幼いころから夢見てきた舞台である韓国女子ツアーでの初勝利、そして思いもよらなかった最多勝まで挙げることができ、本当に大切な年として記憶に残るはず。昨年1年間苦労した自分をほめてあげたい」と、自分に励ましの言葉を伝えた。
次に、新年の目標については「今年はもっと楽にプレーするため、“飛距離練習”と“1ラウンドで8アンダーとイーグルを記録すること”、そして“通算3勝目と安定した成績で大賞を受賞すること”など、具体的な目標を立てた」とし、「オフシーズンには“済州島旅行”と“キャンプ”、あとは“遊園地に行くこと”を実現したい」と笑顔で語った。
また、ゴルフファンに向けては「2020年は新型コロナによって会場でともにできず、言葉で言い表せないほどに残念でした。新年には状況が改善され、1日も早く会場でファンの皆さんとお会いできることを祈っています。心も体も健康で幸せな年になることを願って、KLPGAにもより多くの関心と応援、愛をお願いします!」と伝えた。
2019シーズンに新人王を獲得し、広報モデルにも初めて選ばれたチョ・アヨン(20)は、「2020年は本当に大変な年だった。海外合宿で一生懸命練習した分、良い成績を出せると思ったが、そうでなくて失望もしたし、悔しい気持ちもあった。でも、それだけ学んだことも多かったので、さらに成長できるきっかけになったと思う。今年もツアーでまた別の学びを得て、より成長できることを願う」とし、昨シーズンを戦い抜いた自分に心から慰労を述べた。
次いで、「今年は“通算2勝”と“賞金王”、そして“平均打数”のタイトルが欲しい。ツアー生活をしながら一度は必ず成し遂げたいタイトルだ。それ以外には“1カ月旅行に行くこと”、“ピアノを習うこと”、“料理を学ぶこと”が今年のバケットリストに入っている」と答えた。
また、ゴルフファンに向けて「2020年は新型コロナのせいで会場でファンの皆さんに会えず、とても残念でした。新年には新型コロナが消えて、ご家族と楽しくゴルフ場でお会いできたら良いですね!新年こそ必ず会いましょう!」と語った。
2018年から昨年まで3年連続で大賞を受賞し、自身の真価を日々高めているチェ・ヘジン(21)は、2020年を送った自分を「昨年は残念でもあったが、全体的には満足した。最後まであきらめずに乗り越えられたようで誇らしい」と激励した。
続けて、新シーズンの目標について「今年はもっと熱心に準備をし、新しい心構えをもって最善を尽くす予定だ。大会のない時期は“子犬と旅行”、“楽器学習”、“エクストリームスポーツ観戦”を心にとどめている」と伝えた。
最後に、ゴルフファンに向けて「新型コロナの中でも私とKLPGAに応援を送ってくださったファンの皆さんに感謝し、今年はもっとアップグレードした姿でお会いしましょう。幸せな新年になりますよう、健康にお気を付けください」と語った。
2021年を迎えた韓国女子ゴルファーたちは、それぞれの目標をもって冬季トレーニングに最善を尽くしている。選手たちが、冬の間に身がいた実力を来る新シーズンで発揮してくれることに期待したい。
前へ
次へ