アジアカップ不振を忘れろ!! トッテナムで「難勢の英雄」になったソン・フンミン

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アジアカップのベスト8脱落の悔しさを胸に、プレミアリーグに帰っていたソン・フンミンが所属するトッテナムでの復帰戦でゴールを決め、チームの逆転勝ちに貢献した。

ソン・フンミンは1月31日(日本時間)、ロンドンで行われたイングランド・プレミアリーグのワトフォード戦に先発出場し、チームが0-1でリードされていた後半35分、同点ゴールを決めた。トッテナムは後半42分、フェルナンド・ジョレンテのゴールで2-1の逆転勝ちを収めた。

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フルタイムを消化したソン・フンミンが後半35分に決めたゴールは、リーグ戦9得点目であり、今季通算13点目の得点だ。1月5日のイングランドFAカップ第3ラウンドで決めて以来26日ぶりのゴールでもある。

ソン・フンミンの同点ゴールは、リーグ首位の追いかけるトッテナムに大きな力を吹き込んだ。この日の勝利でトッテナムはリーグ戦連敗を終わらせ、勝ち点54(18勝6敗)を確保。 首位を走るリバプール(勝ち点61)との勝ち点差を7に縮めた。

ソン・フンミンがアジアカップの参加でトッテナムを離れた後、トッテナムではハリー・ケイン、デレ・アリ、ムサ・シソコなど主力が負傷で戦力から離脱した。

ソン・フンミン不在の空白期間、トッテナムは4試合で1勝3敗。リーグカップ戦とFAカップいずれも敗退しており、リーグ戦でもベスト4を維持するのは難しいという危機的状況に陥っていた。

ソン・フンミンはアジアカップのグループリーグの中国戦、16強、8強の3試合に出場したが、無得点に終わった。中国戦ではPKを誘導し、決勝ゴールをアシストしたが、決勝トーナメント1回戦と準々決勝では、体力的な負担のため、印象的な活躍ができないまま大会を終えなければならなかった。

示されたフィニッシャーとしての能力

ソン・フンミンのアジアカップ不振は、トッテナムでも引きずってコンディション不良につながるという予想も出ていた。

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