巨人の菅野智之や北海道日本ハムファイターズの西川遥輝など、ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャーリーグ進出を目指す選手の動向が注目される中、韓国でいち早くポスティングシステムを通じてアメリカ行きを決めたのはキム・ハソンだった。
キム・ハソンのエージェントは1月1日、キム・ハソンが韓国人打者のポスティング額としては歴代最高額でサンディエゴ・パドレスレスと契約したことを発表した。
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キム・ハソンの契約内容は4年間の保障金額2800万ドル。インセンティブを含めると最大3200万ドル。4年契約終了後、相互オプションによると総額は3900万ドルまで上がるという。
まさに破格の数字だが、ポスティングシステムを通じてMLB球団と契約すれば、元の所属チームは移籍金を受け取る。
キム・ハソンは2500~5000万ドルの間で契約を結んだため、元所属チームのキウム・ヒーローズには2500万ドルの20%に当たる500万ドルと、残りの17.5%に当たる52万5000ドルを足した合計552万5000ドルを受け取ることになった。
今季、キム・ハソンは韓国プロ野球で138試合出場・打率3割0分6厘、30本塁打、111得点、109打点をマーク。2018年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、攻守の両面でトップクラスだが、キウム・ヒーローズも大きな利益を得たことは間違いなさそうだ。
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